自分で利息計算をする方法、アプリで簡単管理

リリース日:2020/01/09 更新日:2022/06/24
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株や社会情勢に興味を持ち、証券会社入社。在籍中にファイナンシャルプランナー2級を取得し、個人の資産運用への理解を深める。退社後に結婚と出産。現在は二人の子どもを育てながらライターとして活動中。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

定期預金や国債などでも気になる利息。ローンを組む際にも利息を理解することが重要です。ここでは基本的な利息計算方法をわかりやすく説明するとともに、より簡単に利息計算する方法を紹介します。

  1. 利息計算は自分でできる
  2. 利息計算おすすめアプリ
  3. 利息計算方法
  4. 利息計算シミュレーションをライフプランに活用しよう

利息計算は自分でできる

住宅ローンやキャッシング、定期預金の金利などで日常的に目にする利息。まずは基本の利息の計算方法を紹介していきましょう。

利息計算は、金額×金利(利率)×期間で求めることができます。例えば0.05%の国債を100万円購入した場合、年間の利息は100万円×0.05%で500円です。これを半年ごとに受け取る場合は12分の6を掛けた250円が受取額となります。実際にはここからさらに税金が引かれることになりますが、利息の計算方法自体は難しいものではありません。

利息計算おすすめアプリ

利息計算おすすめアプリ

電卓で計算しても求めることができる利息ですが、アプリを使えばもっと手軽に利息計算が可能です。利息計算でおすすめのアプリを紹介します。

・万能電卓
なんでも計算できる電卓として優秀なのが万能電卓です。毎日の生活に必要な計算は万能電卓があれば十分でしょう。利息計算のほかにも、消費税計算、ローン計算なども可能。さらに17種類の計算機をカスタマイズして自分に合った電卓にすることができます。

面倒な排卵日計算まで万能電卓がフォローします。また世界の時間や為替レートにも対応しているので、海外旅行で日本時間を知りたいとき、為替を計算したいときにも便利です。預金計算機では貯金タイプや金利を入力するだけで、所得税引き後の利子や最終的な貯金残高を出してくれます。これから貯金計画を立てるという人にもおすすめしたいアプリです。

利息計算方法

利息計算方法

利息の計算は慣れてしまえば、自分ですることもできます。まずは簡単な預金利息の計算方法から見ていきましょう。

・預金
普通預金や定期預金など預金の種類ごとに、それぞれの金利が定められています。金利と利息は同じようなものと思われがちですが、両者がまったく同じ意味というわけではありません。金利とは利息を計算するために使われる計算レート(利率)です。基本的に金利というときには1年間の利率を指し、例えば100万円を0.1%の金利で預けた場合、利息は1,000円です。半年ごとに利息がつくのであれば、500円ずつ2回に分割して受け取る形になります。

預金の利息は源泉分離課税となるため、支払いを受けるときには源泉徴収されます。税額は利息の20.315%(所得税15%、地方税5%、所得特別復興税0.315%)。そのため実際に受け取るときには500円から102円の税が引かれた398円が実際の受取利息となります。

定期預金のような預入期間があらかじめ設定されている金融商品の場合は、中途解約すると表示された金利とは異なる金利が適用されることもあります。申し込むときには中途解約に関する規定もチェックしておきましょう。

・ローン
次にお金を借りる立場、ローンやキャッシングを利用した場合の利息を計算してみましょう。借り入れの場合の利息も計算方法は基本的に一緒です。キャッシングなどでは日数で計算することも多くなり、その場合は、借入金額×実質年率×借入日数÷365日で計算します。例えばカードローンで10万円を金利20%で借り入れて、30日で返済した場合は10万円×20%×20日÷365日で1,644円が利息です。

ただし、ローンの場合は上記の式だけでは不十分なケースがあります。ローンの利息を計算する式は、借入残高×実質年率×借り入れ日数÷365日となります。違いは借入残高という言葉です。借入金額というのは融資された金額のことですが、借入残高と言うと借入金額から返済した分を差し引いた残りの部分を指します。例えば100万円借りて1年に20万円ずつ、5年間かけて支払うという場合は、返済した20万円ずつを差し引いた借入残高から利息を計算することになるのです。

利息計算シミュレーションをライフプランに活用しよう

利息計算シミュレーションをライフプランに活用しよう

人生の中でも大きな借り入れと言えば住宅ローンです。ローンは支払っていくうちに、利息が少しずつ減っていきます。上記で説明したように借入残高が減っていくことが理由です。1回の支払いごとに借入残高が減少するので、利息もそれにしたがって減少していくのです。

各金融機関のサイトでは返済計画をシミュレーションできます。住宅ローンの利息計算シミュレーションでは、借入金額や返済期間のほか、金利タイプや返済方法なども入力します。元金均等返済か元利均等返済によっても結果が違いますが、実際に計算してみるとその利息額に驚く人もいるでしょう。
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楽天銀行のサイトでは、住宅ローンカードローンの返済シミュレーションが可能です。無理のない返済計画を立てるために、一度利用してみてはいかがでしょうか。
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利息を減らすには借入金額を少なくするか、返済期間を短縮することがポイントになります。例えば繰り上げ返済したり、購入時の頭金を増やしたりして借入金額を減らすことなどが利息を減らすコツです。利息計算の基本は決して難しいものではありません。利息の計算方法を知ることは、より計画的なライフプランへの近道と言えるでしょう。

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