ガソリンの支払いもクレジットカードで!ガソリンカードの種類や選び方を知ろう

リリース日:2022/08/16 更新日:2022/08/16
黒川ヤスヒト
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証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

ガソリンの支払いにクレジットカードを使うと、お得に給油することができます。この記事では、ガソリンカードと呼ばれるクレジットカードの特徴を詳しく解説します。ガソリンスタンドの利用状況にマッチしたクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

  1. ガソリンカードとは?
  2. ガソリンカードにはどんな種類がある?
  3. ガソリンカードの選び方
  4. ガソリンも楽天カードがおすすめ!
  5. 自分に合ったガソリンカードを選びましょう

ガソリンカードとは?

画像出典:https://jp.123rf.com/

ガソリンカードはクレジットカードの一種で、ガソリン系カードと呼ばれることもあります。利用することで、ガソリンをお得に購入できるのが特徴。値引価格で購入できたり、ガソリン購入に対するポイントの還元率が高かったりという特典が付いているためです。

 

狭い意味でのガソリンカードは、石油元売り会社とクレジットカード会社が提携して発行するクレジットカードを指します。しかしそれ以外にも、ポイント還元の優遇などガソリンスタンドでの利用がお得になるクレジットカードもあります。これは広い意味でのガソリンカードといえるでしょう。

 

ガソリンカードについて詳しく見ていく前に、ガソリンの消費量に関するデータを確認しておきたいと思います。

 

環境省が、平成26年10月〜平成27年9月における、世帯当たりのガソリン・軽油の消費量を公表しています。これによると全体の平均では、1世帯当たりの年間消費量は554リッターでした。

 

またガソリンを最も消費量するのは、若中年層で子どものいる世帯。年間838リッターとなっています。しかもこれはガソリン・軽油を使用していない世帯を含む平均値。自動車に乗っている人は、この平均よりもかなり多く消費していると考えられます。

 

ガソリンを多く消費している世帯ほど、ガソリンカードを使うメリットは大きくなるでしょう。一度レシートや家計簿などから、1年間にどれだけガソリンスタンドで給油し、どれだけの代金を支払ったか集計してみると良いかもしれません。

 

もしガソリンカードの特典による値引や、ポイント還元の優遇を受けていたらどれだけ得をしていたか把握できます。ガソリンカードには様々な種類があるため、それぞれの特徴をよく知って、より大きなメリットを受けられるものを選びましょう。

ガソリンカードにはどんな種類がある?

ガソリン価格割引とポイント増量

ガソリンカードにはいくつかのタイプがあるので、整理しておきましょう。まずはガソリン価格が値引きになるタイプと、ガソリンの購入に対するポイント還元率が高くなるタイプとがあります。普段からポイントを貯めたり使ったりする習慣がある場合は、ポイントがより多く貯まるタイプが良いかもしれません。

 

また価格が値引になるタイプでは、ガソリン価格の変動によって、値引率も変わってきます。例えば1リッターあたり1円の値引であれば、ガソリン1リッターが100円のときと140円のときとでは値引率が違うことがわかるでしょう。

一律値引きタイプと変動値引き

さらにガソリン価格が値引になる場合の中でも、一律値引のタイプと変動値引のタイプがあります。一律値引のタイプでは、ガソリンスタンドで給油する際に、いつでも1リッター当たり1円や2円といった決まった値引を受けられます。

 

変動値引タイプは、クレジットカードの利用額によって、適用される値引価格が変動するものです。例えば1カ月のカード利用料の実績が1万円未満だと、1リッターあたり1円の値引。それが7万円以上だと7円の値引きへと変動するといった具合です。

どのガソリンスタンドで使えるか

そしてもうひとつ確認しておきたいのが、ガソリンカードは優遇を受けられるガソリンスタンドが決まっているという点です。石油元売り会社と提携したクレジットカードでは、特定のガソリンスタンドで優遇を受けられるようになっています。それ以外のクレジットカードでも、優遇の対象となるガソリンスタンドはそれぞれ違ってきます。ガソリンカードを選ぶ際のポイントとなるでしょう。

 

このようにガソリンカードは、どのガソリンスタンドで有利なのか、ポイント還元なのか割引なのか、一律値引なのか変動値引なのか、こういった特徴の違いを理解して選ぶことになります。

ガソリンカードの選び方

画像出典:https://jp.123rf.com/

よく使うガソリンスタンドで選ぶ

どのガソリンカードを使うかを選ぶ基準は様々です。いつも決まったガソリンスタンドを利用しているという場合は、そこで使えるガソリンカードを選ぶのが、よいでしょう。

 

給油は通勤途中のガソリンスタンドでしている人もいれば、休日にいつものガソリンスタンドでする人もいるでしょう。値引率が高いからといって、それほど利用しない遠くのガソリンスタンドでしか使えないガソリンカードを選んだとしても、あまり恩恵を受けられない可能性があります。

 

例えばよく使うガソリンスタンドが「出光サービスステーション」という人には、出光カードの「出光カードまいどプラス」というガソリンカードがあります。ほかにも「ENEOSサービスステーション」をよく利用するなら、「ENEOSカード P」などを選ぶことになるでしょう。

 

各社のサイトでは、クレジットカードを使えるガソリンスタンドが検索できます。利用しやすいガソリンスタンドを見つけると、ガソリンカード選びに役立つ情報となるでしょう。

給油量で選ぶ

ガソリンカードの種類には、一律値引のタイプと変動値引のタイプがあります。給油量が多い方や、ガソリンカードを使ったお買い物が多い方は、金額に応じて値引価格が上がる変動値引タイプがお得になりやすいです。逆に、ガソリンの給油量が少ない方や、あまりクレジットカードを利用しない方には、一律値引きタイプが向いています。「ENEOSカード」を例にして、それぞれどのくらい安くなるのかシミュレーションしてみましょう。

 

「ENEOSカード S」は一律値引タイプのガソリンカードです。いつでもガソリンが1リッター当たり2円値引になります。一方、「ENEOSカード C」は変動値引タイプ。1カ月のカード利用額によって値引される額が変動し、最大で1リッター当たり7円の値引(利用額7万円以上の場合)が受けられます。このときのカード利用額は、給油で支払った金額だけでなく、そのほかのお買い物で使った金額も含まれています。

ガソリンの価格が1リッターあたり130円のとき、50リッター、100リッターの給油にそれぞれいくらかかるかまとめたのがこちらの表です(単純化のため消費税は考慮していません)。

 

50リッターの場合を見てみると、一律値引きタイプの「ENEOSカード S」は、カード利用額にかかわらず6,400円。値引きなしのときに比べて100円安くなります。

 

一方、変動値引きタイプの「ENEOSカード C」は、カード利用額が7万円以上のとき50リッターで6,150円となり、値引きなしのときと比べて350円もお得になります。ただし、同じ「ENEOSカード C」でも、カード利用額が1万円未満のときは1リッター当たりの値引きが1円となるため、50リッターの価格は6,450円。一律値引きタイプの「ENEOSカード S」よりも値引き率が低くなります。

 

つまり、ENEOSカードを作る場合は、カード利用額が1~2万円よりも少ないなら「ENEOSカード S」を、2万円以上なら「ENEOSカード C」を選ぶのがお得といえます。

特定のガソリンスタンドを利用しない場合は?

よく使うガソリンスタンドが決まっていれば、そこで値引きを受けられるガソリンカードを選び、さらにクレジットカードの利用額から値引きタイプを選ぶのが基本です。

 

しかし遠出が多いなど、必要に応じて様々なガソリンスタンドを利用するケースもあるかもしれません。そういう場合は、利用するガソリンスタンドと関係なく、全般的な還元率が高いクレジットカードを選んでおくのが良いでしょう。

 

またクレジットカードによっては様々なガソリンスタンドを優待の対象としている可能性があります。チェックしておきたいポイントです。

ガソリン以外のサービスにも注目しよう

ガソリンカードには、ガソリンの値引きやポイント付与以外にも、各種サービスが付帯されていることがあります。ガソリンカード選びで迷った際には、そちらに注目してみると決め手になるものが見つかるかもしれません。

 

例えば「出光カードまいどプラス」では、ETCカードに年会費無料で申し込めるというサービスが付いています。また「ENEOSカード」では、自動車のメンテナンス料金が割引きになるサービスがあります。これは「カーコンビニ倶楽部」でキズやヘコミの修理をした場合、費用が5%割引きになるというものです。

 

ほかにもバッテリーが上がってしまったときにロードサービスを呼べたり、レンタカーを優待価格で利用できたりするサービスなどが付いていることもあります。

ガソリンも楽天カードがおすすめ!

画像出典:https://jp.123rf.com/

楽天カードならENEOSでポイント1.5倍

ガソリンカードは、厳密に言うと石油元売り会社と提携したクレジットカードです。しかしガソリンカード以外にも、ガソリンをお得に給油できるクレジットカードがあります。例えば楽天カードには様々な優待サービスが用意されていて、その中のひとつが「ENEOSサービスステーションの利用」となっています。

 

優待の内容は、対象のENEOSサービスステーションを利用する際、楽天カードで支払うとポイント還元が最大1.5倍になるというもの。通常100円の利用につき、カード利用ポイントが1ポイント付与されます。さらに200円の利用につき、特典の1ポイントが付与されるのです。楽天カードは、ガソリンスタンドでもお得なクレジットカードといえるでしょう。

そのほかのガソリンスタンドでもポイントが貯まる

楽天ポイントを貯められるのは、楽天カードの特徴です。楽天カードに付帯している、楽天ポイントカード機能を活用すると、さらにポイントが貯まりやすくなります。楽天ポイントカードが使えるお店で提示するだけで、楽天ポイントが貯まるためです。

 

楽天ポイントカードが使えるお店の中には、ガソリンスタンドもあります。例えば伊藤忠エネクス系列のカーライフステーション。ガソリンの給油1リットルにつき1ポイントが付与され、それ以外のお買い物でも100円(税抜き)につき1ポイント付与されます。

 

またキグナス石油、太陽石油のSOLATOサービスステーションでも、給油1リットルにつき1ポイントが付与されます。楽天ポイントカード機能があれば、お得に給油できるガソリンスタンドの数が増えるということです。

自分に合ったガソリンカードを選びましょう

ガソリンカードを使えば、ガソリンスタンドでの給油がお得になります。使えるガソリンスタンドが決まっていたり、値引タイプが何種類もあったりするので、よく調べて自分に合ったガソリンカードを選ぶことが大切です。

 

また楽天カードでは、楽天ポイントカード機能を付帯すると、対象のガソリンスタンドで楽天ポイントの付与を受けられます。こちらもお得に給油できるクレジットカードのひとつといえるでしょう。

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