ロードサービス付きクレジットカードランキング|補償内容やポイントも解説

リリース日:2022/02/03 更新日:2022/06/27
黒川ヤスヒト
この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(AFP)

黒川ヤスヒト

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黒川ヤスヒト

証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

ロードサービスとは、自動車のトラブルが発生した際、現場まで駆けつけて修理などを行ってくれるサービス。ここではロードサービスが付いたクレジットカードの補償内容を解説し、年会費や充実度などでランキングしています。

  1. ロードサービスとは
  2. ロードサービスの補償内容は?
  3. ロードサービス付きクレジットカードを選ぶメリットとポイントは?
  4. おすすめランキング
  5. 各クレジットカードの年会費や特典など

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ロードサービスとは

ロードサービスとは

ロードサービスは、自動車に乗っている人向けのサービスで、運転中のさまざまなトラブルの際に、現場まで駆けつけてもらえるというものです。自動車を運転していると心配なのが、出先でのトラブル。バッテリーが上がってしまった、タイヤがパンクした、走行中に燃料切れになってしまったなど、トラブルはいつ起こるか分かりません。自宅で起こることもあるでしょう。そのようなときに助けてくれるのが、ロードサービスです。

 

ロードサービスは、サービスを提供している会社などに連絡すれば、だれでも依頼できます。その際は料金の支払いが必要となるのですが、いくつかの方法により、無償または安くサービスを受けられます。たとえば会費を支払ってJAF(日本自動車連盟)などの会員になっておくことです。

参照元:JAF(日本自動車連盟)

参照元:ロードサービス内容|JAF

そしてもう1つ考えられる方法が、ロードサービス付きのクレジットカードを保有することです。また自動車保険にロードサービスが付帯していることもあります。ロードサービスには複数の種類があるため、できれば重複しないように加入状況を確認しておきましょう。

 

・実際の利用方法
自動車のトラブルが発生したら、まずロードサービスを要請するための連絡が必要です。ロードサービスを提供している会社に電話をします。保険やクレジットカードに付帯するサービスとして利用する場合は、別の窓口が定められていることがあります。保険やクレジットカードに加入する際には、いざというときの連絡先をチェックしておきましょう。自動車の分かりやすい場所に、メモなどして置いておくと、トラブルへの対応がスムーズです。

 

無償でのサービスを受ける際には、氏名や生年月日のほか、会員番号などが必要なることもあります。トラブルの内容などを伝えると、現場にロードサービスカーが到着し、対応してもらえます。ロードサービスを提供する会社は、多くの拠点を持っているため、近いところから駆けつけることが可能です。

 

場合によってはレッカー移動や、レンタカーの手配が必要になることもあるでしょうが、加入するサービスによって、どこまで対応してもらえるか範囲に差があります。

ロードサービスの補償内容は?

ロードサービスの補償内容は?

ロードサービスとは具体的にどのようなサービスなのでしょうか。ここでは典型的な依頼ケースを紹介します。実際は、ロードサービスが付帯する保険やクレジットカード、サービスを提供する企業によって内容に違いがあります。加入しているロードサービスがどんなトラブルを、どのように補償しているのか、前もって確認しておくと良いでしょう。それぞれ無償になる範囲が決まっている場合や、有償での提供となるものなどがあります。

 

・バッテリー上がり
自動車のバッテリーは、エンジンや装備品を動かすのに使う電気を貯めている部品です。バッテリー上がりというのは、電気が不足してしまい、エンジンの始動ができなくなることをいいます。ロードサービスでは、バッテリーにケーブルをつないで「ジャンピング」という作業をすることで、エンジンを始動してくれます。JAFの場合、会員以外では1万3,130円の費用が必要です。

 

・パンク
自動車で走行中にクギなどを踏んでしまったり、劣化により破裂したり、タイヤがパンクして走れなくなることがあります。自動車には多くの場合スペアダイヤが積んであるので、交換することになりますが、作業に慣れていなかったり、安全を確保するのが難しかったりと、困難な状況になることが多いでしょう。現場でのタイヤ交換も、多くの場合ロードサービスの補償対象となっています。

 

・キー閉じこみ
自動車のキーを車内に置いたまま外に出て、全てのドアがロックされた状態が「キー閉じこみ」という状態です。スペアキーなどドアを開ける手段が無ければ、どうしようもありません。スマートキーなどの登場で、以前と比べて件数は減っているようです。ちなみに「バッテリー上がり」「パンク」「キー閉じこみ」は、ロードサービスの出動要請が多いトラブルの上位となっています。

 

・燃料切れ
高速道路など、給油できる場所までが遠い場合などに、起こってしまう可能性が高いのが燃料切れ。ロードサービスを呼ぶと、現場で燃料の補給を受けることができます。給油した分のガソリン代などは、実費になることが多いようです。高速道路では通行料金がかかりますが、こちらもロードサービス利用者の負担となることがあります。

 

・故障車けん引
路上の自動車のトラブルでは、現場で対応することで、また走れるようになることがあります。その一方で、現場での対応は難しく、修理工場まで運ぶ必要が出てくることも。そのようなときに実施するのが、レッカー移動です。ロードサービスでは距離によって、10kmまで無料、15kmまで無料といったように範囲が決められています。

 

・落輪
道路わきの側溝などにタイヤがはまって動けなくなることもあります。落輪・脱輪などと呼ばれるトラブルです。ジャッキを使うなどして自力で脱出する方法もありますが、大変な作業です。失敗すると自動車が破損することも考えられます。加入するロードサービスの補償範囲であれば無料で助けてもらえます。

 

・雪道でのスタック
冬に積雪のある地域で多いのが雪道でのトラブル。スタックというのは、深い雪にタイヤがはまり、前にも後ろにも進めなくなってしまう状況のことです。周囲の人に押してもらって脱出できることもありますが、救援を呼ばなければならないケースもあります。夜の雪道など、ロードサービスに助けられることもあるでしょう。

 

このほか異臭や異音など、自動車の気になる異常のチェックにも、ロードサービスが対応してくれます。

ロードサービス付きクレジットカードを選ぶメリットとポイントは?

ロードサービス付きクレジットカードを選ぶメリットとポイントは?

・費用
ロードサービスが付いたクレジットカードに加入するには、年会費やオプション費用が必要になります。それでも、ロードサービスを提供する会社の会員になる費用や、自動車保険に付帯するロードサービス費用と比較すると、クレジットカードのロードサービスが最も経済的になることがあります。

 

例えばJAFの場合、入会金が2,000円で年会費が4,000円です。サービスの内容や救援を要請する頻度などを考慮し、どのサービス、どのクレジットカードが最も費用を抑えられるかをチェックすることになるでしょう。

 

・補償範囲
補償範囲は、クレジットカードによって大きく異なります。たとえば故障時のレッカー移動。この距離が何kmまで無料なのか、確認する必要があります。10kmや15km、さらには50kmまでとさまざまです。

 

バイクに乗っている方は、バイクへの対応状況も要チェックです。そのほか、自動車のトラブルで帰宅が難しい場合に、宿泊や移動の費用が補償されるものもあります。より高いレベルの安心を得られる補償内容といえるでしょう。こうしたサービス内容の違いも、チェックしておきたいところです。

 

クレジットカード選びでは、ロードサービス以外にも、ポイントサービスやガソリンの割引特典なども重要です。自分がよく使うお店でポイントが貯まりやすいか、などを確認しておきます。より自分に合ったものを選びましょう。

おすすめランキング

おすすめランキング

ロードサービス付きクレジットカードを、6種類ピックアップしました。サービス内容の充実度を中心にランキングして並べています。

 

1位:JACCS CLUB AJカード(クラブエージェーカード)
2位:ポケットカード P-oneカード<Standard>に「カーライフホッとライン」をオプションで選択
3位:オリコ ドライバーズアシストUPty
4位:出光 apollostation cardで「出光ロードサービス」に加入
5位:ENEOS ENEOSカード S
6位:TOYOTA TS CUBIC CARD ゴールド

各クレジットカードの年会費や特典など

各クレジットカードの年会費や特典など

ランキングであげたクレジットカードについて、年会費やポイントサービス、ガソリンの割引の有無などさまざまな情報をまとめました。実際に利用する場合には、自分に合ったタイプを選ぶのが良いでしょう。

 

・JACCS CLUB AJカード
JACCSの「CLUB AJカード」は、前年度カードショッピングの利用額が10万円以上だと、年会費は無料。そうでなければ2,200円(税込み)がかかります。付帯しているのは、「ジャックス ロードアシスタンスサービス」。基本的な修理サービスがあるほか、レッカー移動は50kmまで無料。宿泊・帰宅・搬送の費用も補償されます。200円で1ポイントの「ラブリィポイント」が貯まり、ANAのマイルやPontaポイントなどとの交換が可能です。

参照元:CLUB AJカード|JACCS

・P-oneカード<Standard>+「カーライフホッとライン」オプション
ポケットカードの「P-oneカード<Standard>」は年会費が無料。「カーライフホッとライン」をオプションとして付けるには年会費770円(税込み)が必要です。レッカーは、20kmまで無料。自宅からの距離が遠い場合に、帰宅・宿泊・搬送にかかる費用が補償されます。クレジットカードを利用すると、請求額が1%割引される特典があります。

参照元:P-oneカード<Standard>|ポケットカード株式会社

・オリコ ドライバーズアシストUPty
オリコの「ドライバーズアシストUPty」は、年会費が初年度無料で、2年目以降2,200円(税込み)です。こちらはレッカーが10kmまで無料。故障した場所が自宅から100km以上の場合に、宿泊・帰宅・搬送費用が補償となります。基本的な30分程度の修理は無料。そのほか「ホームサービス」として自宅の「カギ開け」や「無料水回りのトラブル・トイレのつまり」にも対応してもらえます。

参照元:ドライバーズアシストUPty|株式会社オリエントコーポレーション

・出光 apollostation card
出光の「apollostation card」は、年会費が永久無料。「出光ロードサービス」を付けるには、年会費825円(税込み)がかかります。バッテリー上がりやスペアタイヤ交換など30分以内の作業が無料。レッカーでのけん引は、10kmまで無料です。出光興産系列のSSで給油すると、ガソリン・軽油は1リッターあたり2円引き、灯油は1リッターあたり1円引きの特典があります。

参照元:apollostation card|出光クレジット株式会社

・ENEOSカード S
ENEOSの「ENEOSカード S」の場合、年会費が初年度無料で、以降は1,375円(税込み)です。ただし年1回以上のカード利用で、年会費が無料になります。30分以内の修理作業が無料になるほか、レッカー車による移動が10kmまで無料。ENEOSサービスステーションでの給油が、ガソリン・軽油で1リッターあたり2円、灯油が1リッターあたり1円引きになります。

参照元:ENEOSカード S|ENEOS株式会社

・TS CUBIC CARDゴールド
TOYOTAの「TS CUBIC CARDゴールド」は、年会費が1万1,000円(税込み)。「ドライバーズサポート24」では、連絡すると24時間365日JAFロードサービスに取り次ぎます。その際、JAFロードサービスの実費負担金が、年1回最大1万3,000円まで補償されます。ENEOSでのガソリン給油で、1リットルあたり2円引きの特典が利用可能です。そのほか国内外の空港ラウンジ利用、海外・国内旅行傷害保険の付帯など旅行関連の特典が充実しています。

参照元:TS CUBIC CARDゴールド|トヨタファイナンス株式会社

クレジットカード選びでは、付帯サービスも重要なチェックポイント。楽天カードにはさまざまな種類がありますが、選び方によって受けられるサービスも多彩です。例えば楽天PINKカードでは月額サービス料330円(税込み)で、映画や飲食店、資格取得、エステなどの割引特典が受けられるようになります。

 

また楽天プレミアムカードは年会費 1万1,000円(税込み)ですが、国内・海外空港ラウンジの利用や各種保険などが付帯。旅行で役立つクレジットカードです。自分に合ったサービスを受けられる楽天カードを探してみましょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  • ロードサービスとは?

    自動車のトラブルが発生したときに、現場まで駆けつけて修理などを行ってくれるサービスです。

  • ロードサービスの補償内容は?

    バッテリー上がりやパンク、キーとじ込みなどでの作業のほか、レッカーによるけん引の費用などさまざまなものが補償されます。

  • ロードサービス付きクレジットカードを選ぶメリットとポイントは?

    年会費を払うだけで、ロードサービスが割安で利用できるのがメリットです。レッカーによるけん引が無料になる距離や、遠方での故障の際、宿泊・帰宅・搬送の費用が補償されるかなどが比較対照のポイントとなります。

  • おすすめは?

    ロードサービスの内容や年会費、そのほかガソリン割引やポイントサービスなどに注目して、自分に合ったタイプを選びましょう。

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