個人事業主におすすめのクレジットカードとは。ビジネスカードのメリットや審査まで解説

リリース日:2021/12/06 更新日:2023/11/21
まきあん
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元栄養士で現在フリーのWEBライターとして活動している、まきあんです。基本的なお金の知識を身に付けたいと思い、独学でFP2級を取得しました。お金に関する知識や生活に役立つ情報を分かりやすく発信していきます。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

個人事業主向けのクレジットカードは、ビジネスカードと呼ばれます。ビジネスカードの利用には様々なメリットがあります。この記事では個人事業主向けのクレジットカードのメリットや審査、おすすめのビジネスカードを紹介します。

  1. ビジネスカードとは
  2. ビジネスカードを作るメリット
  3. 個人事業主だと審査に落ちやすい?
  4. ビジネスカードの選び方
  5. 個人事業主におすすめのクレジットカード
  6. まとめ

※2023年12月1日(金)より、年会費有料の楽天カードに関するサービス内容は一部変更となりました。詳しくはこちらよりご確認ください。

ビジネスカードとは

ビジネスカードとは

ビジネスカードは企業や個人事業主に発行される法人カードの一種です。厳密な定義はありませんが、法人カードのうち大企業向けは「コーポレートカード」中小企業や小規模事業者向けは「ビジネスカード」と呼ばれるのが一般的です。

 

クレジットカードごとの規約によりますが、ビジネスカードはフリーランスなどの個人事業主でも申し込めます

 

法人カード全般の最大の特徴は、引き落とし用の口座に企業が持つ法人口座や個人事業主の屋号付き口座を指定できることです。個人用のクレジットカードと引き落とし先を分けることで、プライベートと事業用の支出を明確に分けることができます。

 

また、法人カードは比較的利用限度額が高く設定されていることが多いため、高額な経費の支払いでも無理なく対応できます。経費の支払いが多い場合は法人カードを作成しておくと便利でしょう。

ビジネスカードを作るメリット

ビジネスカードを作るメリット

個人事業主の場合、事業用の支出にはクレジットカードを使わないか、クレジットカードを使うとしても個人向けのカードを使う方が多いのではないでしょうか。ここでは個人事業主の方がビジネスカードを持つさまざまなメリットを解説します。

 

・経費の使用状況が把握しやすくなる
ビジネスカードがあれば、事務所の光熱費や通信費、消耗品、交通費などあらゆる経費の支払いを1つにまとめることができます。

 

クレジットカードで支払った経費は、明細書を見ればいつ・どこで・何に支払ったのかが一目瞭然です。経費入力の際にレシートを見ながら1つ1つ記入するといった面倒な作業が省けます。会計ソフトの中にはクレジットカードと連携できるものもあり、活用すればさらに経費管理の簡略化が図れるでしょう。

 

・ビジネスとプライベートの区別ができる
個人向けのクレジットカードを事業用の支払いに利用することも可能ですが、ビジネスとプライベートの支払いが混合してしまいます。後から事業用と個人用の支出を分ける必要があり、振り分けを間違えてしまえば経費の計上漏れが発生してしまうかもしれません。

 

個人用のクレジットカードと法人用のクレジットカードを使い分けることでビジネスとプライベートの区別が簡単にできるようになります。

 

・キャッシュフローにゆとりが生まれる
法人カードを利用することは、事業の資金繰り対策としても有効です。ビジネスカードで経費を支払った場合、1~2カ月後に引き落としとなり、実際の支払いまで猶予ができます。手元に現金を残せるため、キャッシュフローの安定が期待できるでしょう。

 

・ビジネス向けのサービスや保険
多くのクレジットカードには、独自のサービスや保険が付帯しています。法人向けのカードの場合、ビジネスに役立つサービスが充実しているのが特徴です。

 

例えば、接待に使えるレストランやゴルフの優待、会計ソフトや経営コンサルティングサービスの付帯などがあります。海外・国内の旅行保険が付帯していれば、出張時に役立てることができるでしょう。

 

・ポイントやマイルが貯まる
クレジットカードを利用して経費を支払えば、支払い額に応じてカード会社のポイントやマイルが貯まります。ポイントは商品と交換したりネットショッピングで利用したりと任意の方法で利用できます。マイルが貯まって航空券と交換すれば、出張時の交通費の削減になるでしょう。

 

個人事業主の場合、ビジネスカードで貯まったポイントをプライベートで利用することも可能ですが、会計処理が必要になるため注意しましょう。

個人事業主だと審査に落ちやすい?

個人事業主だと審査に落ちやすい?

クレジットカードを手に入れるには、カード会社による入会審査に通る必要があります。法人カードの場合、企業の経営状態や営業年数も審査に関わり、登記簿や決算書などの書類が必要です。

 

個人事業主が申し込めるビジネスカードの場合、そのような書類の提出は不要であり、個人向けクレジットカードと同じように気軽に申し込めるメリットがあります。その反面、審査には企業の経営状態よりも個人の信用情報が大きく影響します。そのため「個人事業主は審査に落ちやすい」と考えている方もいるかもしれません。

 

たしかに、フリーランスなどの個人事業主の場合は正社員で会社に勤めている人に比べて収入が不安定になりがちです。クレジットカード会社は毎月安定して支払ってくれるかを判断基準の1つにするため、収入が安定していない場合はクレジットカードの審査に落ちやすくなってしまいます。

 

しかし「個人事業主向け」「開業したばかりでも発行できる」などと公式サイトに記載がある法人カードの場合、個人の信用情報に問題がなければ審査に通りやすくなっています。

 

信用情報(クレジットヒストリー)は、クレジットカードの支払い遅延があると傷が付いてしまいます。日頃から個人用のクレジットカードを無理のない範囲で利用し、支払い遅延がないように心がけましょう。

ビジネスカードの選び方

ビジネスカードの選び方

個人事業主がビジネスカードを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

 

・年会費
法人カードはビジネスサービスや付帯保険が充実していることもあり、個人向けクレジットカードに比べて年会費が高めに設定されています。個人向けのクレジットカードでは年会費無料のものも多く発行されていますが、ビジネスカードを含め、法人カードでは年会費無料のものはほとんどありません。

 

サービスが充実しているとはいえ、年会費が高すぎると負担になってしまう可能性もあります。利用したいサービスや年会費、収入とのバランスを見て適切なものを選びましょう。

 

・ポイント還元率
法人カードの多くは利用額に応じてポイントが貯まります。法人カードの一般的なポイント還元率は0.5%程度となっており、個人向けクレジットカードよりも低めです。

 

カードによっては特定のお店で利用すればポイント倍率がアップするなど独自のサービスを設定しているため、よく利用するお店でポイントがたくさんもらえるものを選びましょう。貯まったポイントの使い道も要チェックです。

 

・利用限度額
ビジネスで利用するクレジットカード選びでは、カードの利用限度額も重要なポイントです。高額な経費の支払いが重なってしまった場合、利用枠を超えてしまうとカードでの支払いができなくなってしまいます。

 

利用限度額は審査によって決まるケースもありますが、一般的にカードのランクが上がるにつれて利用限度額が高くなります。ビジネスカードの導入を考えている個人事業主の方は、余裕を持った利用限度額を設定できるカードを選ぶようにしましょう。

 

・付帯保険
法人カードには、国内・海外旅行傷害保険が付帯されているものが多くあります。特に海外では病院にかかったときの医療費が高額になるため、保険の加入は必須です。クレジットカードに保険が付帯されていれば出張や旅行時に自分で加入する手間が省け、保険料の節約にもなるでしょう。保障内容や保険の適用条件(利用付帯か自動付帯か)などはクレジットカードによって異なるため、よく確認するようにしてください。

 

・特典やサービス
ビジネスカードの中には、ほかにも仕事に役立つサービスが付帯しているカードがあります。ETCカードを無料で作れるものや、オフィス用品の割引サービスが受けられるもの、経理サポートサービスが付いているものなどその内容はさまざまです。自分の事業に合ったサービスが付いているものを選んで上手に活用しましょう。

個人事業主におすすめのクレジットカード

個人事業主におすすめのクレジットカード

これからビジネスカードの作成を考えている個人事業主の方には、楽天カード株式会社が発行する「楽天ビジネスカード」がおすすめです。

 

楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードに付帯できるクレジットカードで、ビジネスシーンで活躍してくれます。年会費は2,200円(税込)とリーズナブルです。ここからは、楽天ビジネスカードの魅力をご紹介します。

 

・楽天ポイントがザクザク貯まる
楽天ビジネスカードは、楽天ポイントが貯まりやすいことが大きな特徴です。通常のお買い物では、100円につき1ポイントが貯まり1%の高還元率となっています。さらに、楽天ビジネスカードを使って楽天市場でお買い物をすると通常の5倍のポイントが貯まります。貯まったポイントは楽天市場楽天トラベル、街の実店舗などさまざまな用途で利用可能です。

 

・ETCカードを複数枚作れる
楽天ビジネスカードは、ETCカードを無料で1枚作れます。2枚目以降は1枚につき年会費550円(税込)がかかりますが、複数枚作成可能です。ETC利用代金は楽天ビジネスカードで支払いができ、経費の一括管理ができます。さらにETC利用代金でも100円につき1ポイントが貯まるため、ビジネスシーンで高速道路を利用する機会の多い方はお得です。

 

・楽天プレミアムカードの特典も利用可能
楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードに追加して申し込むカードのため、楽天プレミアムカードの特典も利用可能になります。楽天プレミアムカードは年会費1万1,000円(税込)で、充実したサービスや保険が魅力のカードです。

 

例えば、全世界の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」の無料申し込みやトラベルサービス、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険などがあります。楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードを所持していれば、プライベートでもビジネスでも便利に活用できるでしょう。

まとめ

個人事業主の方は、個人用のクレジットカードと事業用のクレジットカードを使い分けるのがおすすめです。法人カードの中でも個人事業主向けの「ビジネスカード」であれば、審査も通りやすいといえるでしょう。

 

普段から楽天グループのサービスを利用している方には「楽天ビジネスカード」がおすすめです。楽天プレミアムカードと合わせて利用すれば、プライベートでもビジネスでも楽天ポイントが貯まりお得に利用できます。ぜひチェックしてみてください。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 個人事業主向けのクレジットカードとは?

    企業や個人事業主向けのクレジットカードである「法人カード」のうち、個人事業主向けのものは特に「ビジネスカード」と呼ばれます。

  • 個人事業主が法人カードを作るメリットとは?

    経費管理の効率化やキャッシュフローの改善、ポイントやマイルが貯まることなどが挙げられます。

  • 個人事業主でもクレジットカードの審査に通る?

    個人事業主向けのクレジットカードを作成するには、まず本人の信用情報に問題がないことが重要です。

  • おすすめのビジネスカードは?

    楽天ユーザーの方には楽天ポイントがザクザク貯まる「楽天ビジネスカード」がおすすめです。

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