クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)とは?

リリース日:2026/01/07 更新日:2026/01/07
矢野翔一
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矢野翔一

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西学院大学法学部法律学科卒業。有限会社アローフィールド代表取締役社長。保有資格:2級ファイナンシャルプランニング技能士(AFP)、宅地建物取引士、管理業務主任者。

不動産賃貸業、学習塾経営に携わりながら自身の経験・知識を活かし金融関係、不動産全般(不動産売買・不動産投資)などの記事執筆や監修に携わる。

オンラインショッピングをする際、カード払いをしようとすると、突然パスワードの入力を求められて、戸惑った経験がある人もいるのではないでしょうか。これは、本人認証サービス(3Dセキュア)と呼ばれる仕組みです。

本人認証サービス(3Dセキュア)とは、第三者による不正利用を防ぐためのセキュリティ対策のひとつで、パスワード認証によって、オンラインショッピングをより安全に利用できます。

ここでは、本人認証サービス(3Dセキュア)の基本的な仕組みや利用方法、エラーになる場合の対処法などについて解説します。

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  1. 審査がないクレジットカードは存在しない
  2. クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)のメリット
  3. 本人認証サービス(3Dセキュア)利用方法
  4. クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)がエラーになる場合の対処法

審査がないクレジットカードは存在しない

パスワード入力画面が表示されているスマートフォン

クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)とは、オンラインショッピングでカード払いを行う際に、パスワードなどの認証情報を入力する仕組みのことです。

 

カード情報に加えて、事前に登録したパスワードやワンタイムパスワードなどの追加の認証要素を導入することで、不正利用のリスクを軽減できます。

本人認証サービス(3Dセキュア)の基本概念

本人認証サービス(3Dセキュア)は、国際的なクレジットカードブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)がそれぞれ推奨・提供しており、以下の名称で展開されています。

クレジットカードブランド サービス名称
Visa Visa Secure
Mastercard Mastercard ID Check™
JCB J/Secure™
American Express American Express SafeKey®
Diners Club ProtectBuy®
 

現在主に利用されているバージョン「3Dセキュア2.0」では、利用者のデバイス情報および利用頻度、支払金額などをもとに不正利用のリスクを判定する「リスクベース認証」が導入されています

 

これにより、不正利用の可能性が低いと判断された取引では、パスワード入力が省略される場合があります。例えば、普段利用している端末から少額の支払いが発生した場合は認証が省略される一方、海外からのアクセスや高額取引などと判断された場合は、ワンタイムパスワードや生体認証などの追加認証を求めることで不正利用を防ぎます

 

利用者の負担や手間を減らしつつ、リスクが高い取引にのみ追加認証を求めることで、利便性と安全性の両立が図られています。

なぜクレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)が必要なのか?

近年は、フィッシング詐欺や不正アクセスなどが原因で、カード情報が盗まれて不正利用される被害が増加しています。カード番号や有効期限、カード裏面のセキュリティコードなどの情報だけでは、第三者が本人になりすまして、カード払いできてしまうリスクがあるのです。

 

そこで、カード情報に加えて、事前に登録したパスワードやワンタイムパスワードなどの追加の認証要素を設けることで、不正利用のリスクを軽減します。この仕組みにより、オンラインショッピングのセキュリティ強化につながると考えられています。

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クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)のメリット

「MERIT」と書かれた積み木

本人認証サービス(3Dセキュア)の最大のメリットは、不正利用のリスクを軽減できることです。フィッシングサイトなどでカード情報が盗まれた場合でも、第三者が本人認証サービス(3Dセキュア)のパスワードを知ることは難しいでしょう。

 

そのため、カード払いの最終段階で認証を突破できず、不正利用の防止につながります。

消費者保護の強化

本人認証サービス(3Dセキュア)を設定しておくことは、不正利用が発生した際にカード利用者を保護するうえでも重要です。一般的に、本人認証サービス(3Dセキュア)を利用した支払いで不正利用の被害にあった場合、カード会社から補償を受けられることがあります。

 

クレジットカードには盗難・紛失保険が付帯しているのが一般的ですが、オンラインでのなりすまし被害は、補償の判断が複雑になることもあります。本人認証サービス(3Dセキュア)を利用することは、利用者自身がセキュリティ対策を講じていたことの根拠となり、スムーズに手続きが進む可能性が高まります。

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本人認証サービス(3Dセキュア)利用方法

本人認証サービス(3Dセキュア)の利用方法は、カード会社により異なります。一般的に、利用者自身がクレジットカードの会員向けサイトで、あらかじめ登録をしておく必要があります。詳しい手順は、各カード会社の公式サイトなどで確認するようにしましょう。

 

楽天カードの場合は、カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」から本人認証サービス(3Dセキュア)の登録が可能です。登録手順は以下のとおりです。

 本人認証サービス(3Dセキュア)登録方法

※セキュリティ強化のため、自動で本人認証サービス(3Dセキュア)の登録が行われる場合があります。

本人認証サービス(3Dセキュア)の利用方法

「楽天e-NAVI」にて本人認証サービス(3Dセキュア)を登録した後は、対応しているオンラインストアでカード払いすると、自動的に本人認証が開始されます。利用方法は以下のとおりです。

 本人認証サービス(3Dセキュア)利用方法

本人認証サービス(3Dセキュア)を登録していても、不正利用のリスクが低い場合や本人確認が不要と判断された場合には、ワンタイムパスワードの入力が省略されることがあります。

 

また、本人認証サービス(3Dセキュア)の偽画面にパスワードを入力させ、ワンタイムパスワードを盗み取る被害も報告されています。パスワード入力画面に表示されている支払金額と、携帯電話のSMSに記載された金額が一致しない場合は、パスワードを入力しないよう注意しましょう。

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クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)がエラーになる場合の対処法

アテンションマークとパソコンを操作する人の手元

オンラインショッピングのセキュリティを強化できる本人認証サービス(3Dセキュア)ですが、エラーが表示され、支払いが完了しないことがあります。考えられる主な原因と対処法について解説します。

パスワードの入力ミス

よくある原因のひとつに、ワンタイムパスワードや本人認証用パスワードの単純な入力ミスがあります。SMSやメールなどに届いたパスワードと入力したパスワードが間違っていないかを落ち着いて確認しましょう。

 

なお、何度も入力ミスをすると、セキュリティ保護のため一時的にロックがかかる可能性があります。パスワードを忘れてしまった場合は、カード会社の会員向けサイトから再設定の手続きを行いましょう。

登録情報の不一致

3Dセキュアの認証で利用されるメールアドレスや電話番号が、カード会社にあらかじめ登録したものと異なっている場合、認証が失敗してしまいます。

 

ワンタイムパスワードをSMSやメールなどに届くように設定している場合、登録している携帯電話番号が古い、アドレスが変わっていると認証コードを受け取れません。電話番号およびメールの変更があった際は、必ずカード会社の会員向けサイトやアプリなどから登録情報を更新しましょう。

本人認証サービス(3Dセキュア)の有効期限切れ

セキュリティを定期的に見直すという目的で、カード会社によっては本人認証サービス(3Dセキュア)のパスワードに有効期限を設けている場合があります。

 

特に長期間利用していなかったカードで支払いをしようとすると、意図せず有効期限が切れているケースが考えられます。「認証情報が無効です」といったエラーが表示された場合、この可能性も考慮に入れておきましょう。カード会社の会員向けサイトで現在の登録状況を確認し、必要であればパスワードの再設定を行いましょう。

システムメンテナンスや通信障害

カード会社や決済代行会社、加盟店(オンラインストア)側のシステムメンテナンスや一時的な通信障害が原因で、本人認証サービス(3Dセキュア)が利用できない可能性があります。カード会社のメンテナンス情報は、公式サイトのお知らせなどであらかじめ告知されていることが多いです。

 

エラーが続く場合は、一度公式サイトを確認してみましょう。また、通信環境が不安定な場合も認証プロセスがタイムアウトし、エラーになることがあります。Wi-Fiの電波が弱い場所や、通信速度が制限されている状態でないか確認してみてください。

 

このような場合、利用者ができることは限られているため、少し時間をおいて再度試したり、別の支払方法を検討したりすると良いでしょう。

カード会社が利用制限をかけている

普段は使われていない海外サイトでの支払いや、高額な支払いなどのように、カード会社が「不正利用の可能性がある」と判断した場合、一時的に制限をかけることがあります。

 

この制限により、本人認証が行われない場合があります。身に覚えがなくても、セキュリティシステムが自動で検知することがあるので、エラーが続く場合は一度カード会社に問いあわせてみると良いでしょう。

オレンジライン

クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)は、オンラインショッピングにおけるクレジットカードの不正利用を防ぎ、利用者を守るための重要な仕組みです。設定も簡単にできるため、まだ登録していない人は、この機会に設定しておくことをおすすめします。

 

楽天カードは、楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」から本人認証サービス(3Dセキュア)の登録ができます。これからクレジットカードを作成する人や、より安全性の高いカードへ切り替えを検討している人は、この機会に楽天カードへのお申し込みをご検討ください。

 

※この記事は2025年11月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)とは何ですか?

    本人認証サービス(3Dセキュア)とは、オンラインショッピングでカード払いをする際、カード情報に加えてパスワードやワンタイムパスワードなどを入力することで、カードの不正利用を防ぐセキュリティ対策です。第三者によるなりすましを防ぎ、より安全にオンラインショッピングを行うために導入されています。

  • 本人認証サービス(3Dセキュア)を利用するメリットは何ですか?

    本人認証サービスを利用する最大のメリットは、クレジットカードの不正利用リスクを大幅に軽減できることです。カード情報が万が一盗まれた場合でも、パスワードがなければ支払いができないため、消費者の保護が強化されます。

  • 本人認証サービス(3Dセキュア)がエラーになる原因は何ですか?

    本人認証サービスがエラーになる主な原因としては、パスワードの入力ミス、登録情報の不一致(電話番号やメールアドレスなど)、サービスの有効期限切れ、システムメンテナンスや通信障害、またはカード会社による一時的な利用制限が考えられます。




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