クレジットカードの裏面に署名(サイン)する理由と注意点をわかりやすく解説!

リリース日:2022/10/05 更新日:2023/06/02
miso
この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)

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演奏家、ライター、FPとして活動する複業フリーランス。 お金の管理や記録が好きで、独学で簿記3級、FP2級を取得しました。 特に確定申告や税金分野への関心が高いです。お金にまつわる様々な制度や仕組みについてわかりやすく解説します。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

クレジットカードを作ったら、利用を始める前にまずカード裏面に署名(サイン)をする必要があります。しかしなぜ署名が必要なのか、署名がないとどのようなことが起こるのかを知らない方も多いのではないでしょうか。ここではクレジットカードに署名をする理由や、署名する際のポイントをわかりやすく解説します。

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  1. クレジットカードの裏面に署名(サイン)をする理由
  2. 署名(サイン)がないとどうなる?
  3. クレジットカードの裏面に署名(サイン)をするときのポイント
  4. クレジットカードの売上票に署名(サイン)をするときの注意点
  5. クレジットカードの支払いでもサインがいらない場合がある?
  6. 楽天カードは便利でセキュリティ面も安心!

クレジットカードの裏面に署名(サイン)をする理由

クレジットカードの裏面に署名(サイン)をする理由

多くのクレジットカードの裏面には署名欄が設けられています。カードを使い始める前に自分の名前(サイン)を記入しておかなければなりません。多くのカード会社は利用規約に署名の記入義務を定めており、署名のないカードを利用することは規約違反とされています。

 

なぜカードに署名が必要なのかというと、カードを利用しようとしている人がカードの名義人であることをいつでも確認できるようにするためです。

 

そもそもクレジットカードを作るには、カード会社の審査を通過する必要があります。言い換えれば、クレジットカードの保有者は、カード会社からカードを発行しても問題ないという信用を得た人だということです。このように発行されたクレジットカードは原則として名義人本人しか利用できません。

 

カードに署名がしてあれば、カードを使おうとする人の買い物時の署名と比較することで、いつでも審査を通った本人であることを確認できるわけです。

署名(サイン)がないとどうなる?

署名(サイン)がないとどうなる?

クレジットカードに署名をしないままでいると、以下のようなさまざまな問題が発生します。

 

・お店で支払いを拒否される可能性がある
お店はクレジットカードでの支払いの際、防犯のために署名のないカードでの支払いを拒否することができます

 

お店はカード裏の署名と売上票への署名を比べて、カードを使っているのがカードの名義人本人であることを確認しますが、カード裏に署名がないとこの確認ができません。そのため、店側は不正使用の可能性を考えて、そのカードでの支払いを断ることができるのです。

 

例え本当に自分自身のカードであったとしても、カードに署名がされていなければ本当に持ち主なのかを疑われても証明が難しくなってしまうので、あらかじめきちんと署名をしておく必要があります。

 

・不正使用されるリスクが高くなる
署名のないクレジットカードが他人の手に渡った場合、悪意のある第三者がカード名義人のになりすまし、署名を入れて利用してしまう可能性もあります。拾った人が署名欄に署名してしまえば、お店の人が不正使用に気づくのは難しいかもしれません。

 

・不正使用されても補償対象外になってしまう
第三者にクレジットカードを不正使用された場合、カード会社が補償してくれることがあります。

 

しかし多くの場合、署名をしていないカードは補償の対象外です。補償が効かない場合、不正使用された金額は全額自己負担しなくてはなりません。

クレジットカードの裏面に署名(サイン)をするときのポイント

クレジットカードの裏面に署名(サイン)をするときのポイント

それでは、実際にクレジットカードに署名をするときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

 

・消えないペンで書く
クレジットカードに署名をするときは、消えないペンで書きましょう。おすすめは細めの油性マジックか、太めの油性ボールペンです。

 

水性のペンだと文字がにじんだり、手が当たったときに擦れて消えてしまったりするので好ましくありません。鉛筆やシャープペンシルで書いた文字も消えてしまいやすいうえに、そもそもカードの材質には書きにくいので避けたほうが良いでしょう。

 

・フルネームでなくてもOK
サインはフルネームでなくてもかまいません。名字だけや名前だけのサインでも大丈夫です。

 

そもそもサインとは、手書きすることによって「たしかに私が書きました」という証明をするためにあるものなので、サインの形自体には特に決まりはありません。

 

・文字の種類はなんでもOK
サインをするときに漢字かローマ字かで迷う方は多いと思いますが、好きな方を使用してかまいません。

 

サインに使う文字の種類は特に決まりがなく、漢字やローマ字以外にも、ひらがな、カタカナなど好きなものが使えます。

 

・字体や形もなんでもOK
字体についても特に決まりはありません。例えばローマ字で書く場合、ブロック体で書いても筆記体で書いてもどちらでもOKです。

 

極端な場合だと、芸能人のサインのように字体をかなり崩して一見しただけでは読めないような文字でも、それが自分のサインなのであれば問題ありません。もちろん、普段書類に名前を書くような形で普通に漢字のフルネームを書いてもOKです。

 

このようにサインの形状は自由に決めて問題ありませんが、店先で売上票にサッと書けるように、何度書いても大体同じ筆跡になる書き慣れた形にするのがおすすめです。

 

例えば字体をアレンジし過ぎて、書くたびに形がバラバラになってしまうとサインとして成り立たなくなってしまいますので避けるようにしましょう。

 

・クレジットカードの裏面の署名を間違えてしまったら?
クレジットカードの裏面の署名を書き間違えてしまったときは、カード会社に連絡して指示を仰ぎましょう。多くの場合は再発行の手続きを取ることになります

 

修正液を使ったり二重線で消したり、書き直しの痕跡があるものはサインとして認められません。上書きしたものを有効にしてしまっては、サインとしての意味を成さなくなってしまうためです。

クレジットカードの売上票に署名(サイン)をするときの注意点

クレジットカードの売上票に署名(サイン)をするときの注意点

お店でクレジットカードを利用するときは、レジでお店の人から提示された売上票へサインするのが基本です。このとき売上票には、カード裏のサインと同じ字体・形でサインをしましょう。例えばカード裏のサインが漢字のフルネームであれば、売上票にも漢字のフルネームでサインをします。

 

もし一方が漢字で一方がローマ字といったように違うサインを書いてしまうと、お店側で照合ができないので、そのカードでの支払いは断られるでしょう。

 

なお、売上票へサインするという行為には、

 

・カードの利用者がカードの持ち主本人であることを示す
・支払い金額や内容に同意する

 

という2つの意味があります。

 

売上票へのサインを拒否すると決済が完了しないので注意しましょう。

クレジットカードの支払いでもサインがいらない場合がある?

クレジットカードの支払いでもサインがいらない場合がある?

お店でクレジットカードを使うときは売上票にサインする場合もありますが、近年ではICチップを搭載したクレジットカードが普及し、サインに代わる方法で決済手続きができるシーンが増えてきています。

 

ICチップ搭載のクレジットカードは、カードの表側に金色のICチップが付いているカードです。従来の磁気ストライプよりも多くの情報を格納することができ、カード情報を抜き取るスキミングの被害にも遭いにくいなど、セキュリティ機能も向上しています。

 

以下にサインなしでカード決済ができる例をいくつかご紹介します。

 

・暗証番号を入力してサインの代用とする
ICチップを搭載したクレジットカードを使うときは、サインの代わりに暗証番号を入力して本人確認を行うのが主流です

 

お店の端末にクレジットカードを差し込んで、あらかじめカード作成時に設定しておいた4ケタの暗証番号を入力することで支払いが完了します。

 

この場合、暗証番号の入力をもって本人認証を行うので、売上票へのサインは基本的に不要です。

 

ただし暗証番号はあくまでサインの代わりなので、店頭でサイン決済を希望すればICチップが付いているカードでもサインで支払いを済ませることが可能な場合もあります

 

例えば店先で暗証番号を忘れてしまった場合、サインで決済したい旨をお店に伝えれば対応してもらえることがありますので、慌てずに1度店員さんに聞いてみましょう。

 

・サインレス決済
サインレス決済とは、売上票へのサインも暗証番号入力もいらないカード決済のことをいいます

 

サインレス決済では、お店の端末にカードを入れて数秒待つ、または端末にカードをかざすだけ(タッチ決済)で支払いが完了します。サインや暗証番号を入力する手間が省けて時短になるので、主にスーパーやコンビニのレジなどスピードが重視される場所に導入されていることが多いです。

 

ただしサインレス決済は本人確認を行わずに決済を済ませる方法なので、防犯のため対象となるのは数千円程度の少額の買い物に限られる場合が多いです。このため高額な商品を販売しているお店では導入されていないことがほとんどでしょう。

 

また、お店がサインレス決済を導入するためにはカード会社との間でサインレス決済に関する特別な契約を結ぶ必要があり、対象となる金額の上限もこの契約内で決められます。

 

サインレス決済がスーパーやコンビニで多く導入されているのは、基本的に1回の買い物で支払う金額が数千円程度でおさまるから、という背景もあります。

 

なお、サインレス決済は一括払いしか対応していません。そもそも少額の買い物でしか利用できないものではありますが、分割払いやリボ払いに変更することができないのも特徴のひとつです。

楽天カードは便利でセキュリティ面も安心!

楽天カードは便利でセキュリティ面も安心!

楽天カード(Visa、Mastercard)はタッチ決済に対応しているクレジットカードです。タッチ決済とはサインレス決済の一種で、端末にカードを差し込むのではなく、ピッとかざすだけで決済が完了します。

 

お店の端末がタッチ決済に対応していれば端末に触れることなくスピーディーに支払いを済ませることができるので、とても便利なうえ、店員さんとのカードの受け渡しが不要なのもセキュリティ上のメリットです。

 

また、楽天カードはセキュリティサービスも充実しています。例えばカードが利用されたときにメールで通知が来る「カード利用お知らせメール」(登録制)や、ネットショッピングの際に追加認証を行うことでなりすまし被害を防ぐ「本人認証サービス(3Dセキュア)」(登録制)など、万が一の事態を未然に防止するオプション機能が用意されています。

 

楽天カードは入会金・年会費無料で作ることができるので、初めてクレジットカードを作る方にも使いやすくおすすめのカードです。これからクレジットカードを作ろうと考えている方は、ぜひ楽天カードを検討してみてください。

このテーマに関する気になるポイント!

  • クレジットカードの裏面に署名をしていないとどうなる?

    お店での支払いを断られることがあります。また不正使用をされても補償されないといったデメリットが発生します。

  • クレジットカードの裏面のサインは漢字でないとダメ?

    いいえ。漢字、ローマ字、ひらがな、カタカナなど、好きな文字を使用してかまいません。

  • お店で売上票にサインするときはカード裏と同じサインでないとダメ?

    はい。売上票に記入するサインはカード裏のサインと同一である必要があります。一方が漢字で、一方がローマ字などはいけません。

  • クレジットカードの裏面の署名を書き間違ったときはどうすればいい?

    カードの再発行が必要です。修正液を用いたり、二重線で書き直したりすることはせず、カード会社に連絡しましょう。

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