クレジットカードのサイン(署名)の正しい書き方!NG例とあわせて解説

リリース日:2022/07/20 更新日:2024/02/14
トウマ
この記事を書いた人

一種外務員

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トウマ

大学卒業後、証券会社に就職。お客様の株の売買や新規口座開設の案内などカスタマーサポート業務を担当。在職中に証券外務員I種の資格を取得。資格取得後は幅広い金融商品を取り扱う業務に従事。現在はWebライターとして活動。証券会社時代の経験を活かして、投資やFX、クレジットカードなどのお金に関する情報を初心者向けに発信しています。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

クレジットカードでの支払いの際にサインを求められることも多いですよね。その際、漢字・カタカナ・ローマ字のどれにすべきか悩んだことはありませんか?今回はサインの正しい書き方や、NGとなるサインについて解説します。

  1. クレジットカードで支払いをする際にサインをする意味
  2. 【OK例】正しいサインの書き方
  3. 【NG例】やってはいけないサインの書き方
  4. クレジットカードを使う際、適当なサインはNG!しっかり丁寧にサインしよう
  5. 気になるポイント

クレジットカードで支払いをする際にサインをする意味

サインをする意味(1)支払いの証拠

クレジットカードでの支払いの際、店員からサインを求められることが多くあります。皆さんは、なぜサインをするのか知っていますか?サインをする意味は、あなたが実際に会計をして支払いを行ったという証拠を残すためのものです。伝票に記載されている支払い額や、商品に間違いがないことを確認したという意味もあります。

そもそもクレジットカードは、カード会社の審査により一定の信頼度がある契約者に発行されるものです。契約者の信用情報をもとに発行しているため、ほかの人に利用されるリスクは極力回避しなければなりません。そのため、クレジットカードを利用した人が契約者本人であるという、証拠のためにサインをします。

店員はクレジットカードの裏面にある署名欄のサインと会計時にするサインを照らし合わせることで、利用者がクレジットカードの契約者本人であるかどうかを確認します。もしサインを必要としなければ、クレジットカードの契約者以外でも簡単に利用できることになってしまいます。

ちなみに、最近ではICチップ付きのクレジットカードも多くなっていますが、ICチップ付きのクレジットカードの場合はサインではなく、暗証番号で確認する店舗もあります。また、スーパーやコンビニエンスストアでは少額の決済に限り、サイン不要・暗証番号不要でクレジットカードを利用できる店舗もあります(利用金額は店舗により異なります)。

サインをする意味(2)支払い金額への同意

カード利用時に、サインをするもうひとつの目的が支払い金額の同意です。「本当にその商品を購入(利用)した」「金額も問題ない」「クレジットカードで支払うことに了承した」という利用者側の同意の意味でのサインとなります。そのため、サインをした後に「やっぱり金額に納得できない」と申し出ても、返品・返金に対応してくれない場合があります。カード決済でサインをする場合は、商品や金額、支払い方法をしっかり確認してからサインをするようにしましょう。

サインをする意味(3)不正利用の防止

カード払いで求められるサインには、不正利用を防ぐ目的があります。本当にクレジットカードの契約者本人が利用しているのか、店舗側は確認する必要があるからです。店舗側はクレジットカードの裏面に書いてある署名欄のサインと会計時にするサインが一致するかを確認して合っていれば決済を行いますが、異なっていると決済を断ることもあります。

また、クレジットカード裏面の署名欄にサインがされていないと本人確認ができないため、クレジットカードが使えなかったり、署名欄にサインを書くように促されたりする場合もあります。署名欄にサインがされていないと、ほかの人が勝手に署名欄にサインして不正利用する恐れもあります。また、署名欄にサインをしていない状態で他人に悪用された場合、盗難補償が受けられない可能性もあるので気を付けましょう。

クレジットカードの署名欄にサインをする際には、いくつかの注意点があります。まず、クレジットカードが届いたらなるべく早めに署名欄にサインをしてください。先ほども少し触れましたが、クレジットカードの署名欄にサインがされていないと簡単に悪用されてしまいます。このクレジットカードは自分のものだという証明のため、届いたらすぐに署名欄にサインをするようにしてください。

また、サインをする筆記用具も重要です。えんぴつやシャープペンは、すぐにサインが消えてしまうのでおすすめできません。水性ペンやボールペンも同じように、すぐ消えてしまいます。

以上をふまえて、クレジットカード裏面の署名欄にサインをする際の筆記用具には、水や汚れに強いもの、文字が潰れず筆跡がはっきりとわかるものが良いでしょう。具体的には、
・サインペン
・油性ペン
などがおすすめです。

サインペンや油性ペンであれば、はっきりとして見やすく、消えてしまうこともないので安心です。ちなみに、もし水性ペンで書いてしまい、にじんでサインの見分けがつかなくなったらどうなってしまうのかについて説明します。この場合は、クレジットカードの再発行が必要になります。そのまま使うことはできないので、クレジットカードの署名欄にサインをする際は、失敗しないように慎重にサインをしましょう。

 

クレジットカードの署名・サインってどんな意味があるの?間違えた時はどうしたらいいの?

【OK例】正しいサインの書き方

クレジットカードをはじめて利用する人は、「どうやってサインしたらいいのか?」「決まりはあるの?」と悩んだ人もいるでしょう。結論から言うと、クレジットカードのサインに明確な決まりはありません。ただし、一定のルールはあります。ここでは、どういったサインはOKとなるのかを紹介します。また前提として、クレジットカード裏面の署名と一致している必要があります。

すべてローマ字で記入

クレジットカードのサインに、字体や書体の決まりは特にありません。すべてローマ字で記入してもOKです。

また、
・漢字
・ひらがな
・カタカナ
・ローマ字の大文字
・ローマ字の小文字
・ブロック体
・筆記体
などの書体で記入しても、問題なくサインとして認められます。

パスポートと同じサイン

もし海外旅行によく行くのなら、パスポートと同じサインも良いでしょう。理由は、セキュリティ対策のためです。基本的にパスポートのサインは自国の文字で書かれる場合が多いです。そのため、海外でクレジットカードを紛失してほかの人に不正利用されそうになったとしても、自国の文字ではないサインなので他国の人には真似をされにくいという利点があります。カード会社によっては、パスポートと同じサインを推奨しているところもあります。

漢字フルネーム

サインとしては、フルネームを漢字で書くこともおすすめです。理由は、真似されにくいことが多いから。漢字は英語に比べて書くのが難しく、真似されにくいです。そのため、万が一クレジットカードをなくしたり盗まれたりしても、不正利用されるリスクを軽減できます。逆に英語でのサインは外国では多くの場合、真似をされやすいということを覚えておきましょう。

海外で利用するけどサインは漢字

海外でクレジットカードを利用する場合、「海外だから、会計時のサインも英語でしないといけないのかな?」と考える人も多いでしょう。しかし、「クレジットカード裏面の署名欄のサインは漢字で書いているからどうしよう…」と悩む人も少なくないはずです。基本的に、クレジットカードを海外で利用する場合でも、サインは漢字やひらがな、カタカナで問題ありません。会計時にはカード裏面の署名欄のサインと同じサインをしましょう。

シンプルなサイン

人によっては真似されにくくするため、複雑なサインにする人もいるでしょう。しかし、複雑なサインは、真似されることの防止につながる一方、サインに時間がかかるという欠点があります。せっかくクレジットカードを利用して支払い時の手間を省いているのに、サインに時間を取られては本末転倒です。サインは真似されにくくシンプルで、なおかつすぐ書けるものが良いでしょう。

フルネームではない・イニシャルのみのサイン

実はクレジットカードのサインは、フルネームでする必要はありません。苗字や名前だけでもサインとしてOKです。

例えば名前が佐藤一郎の場合、
・佐藤
・一郎
・サトウ
・イチロウ
というサインの仕方でも認められます。

フルネームではなくてもいいのならば、T.YやS.Iなどイニシャルのサインは認められるのかどうか、気になりますよね。結論から言うと、イニシャルのサインでも問題ありません。簡易的なサインであっても、本人であるという証明ができればいいのです。
ただし、簡単過ぎるサインの場合、悪用されるリスクも高くなります。

【NG例】やってはいけないサインの書き方

さまざまなパターンのサインがOKとなるものの、これではNGと判断されるパターンももちろんあります。ここでは、どういったサインがNGとなるのか具体的に説明していきます。

カード裏面の署名欄のサインと違う

まず大前提として、カード裏面の署名欄のサインと違うのはNGです。サインとは、クレジットカードの契約者と利用者が、同一人物であることの確認をするためのものです。カード裏面の署名欄のサインはローマ字で記入されているのに、会計でのサインが漢字だと本人であることの確認ができません。そのため、カード裏面の署名欄のサインと会計時のサインは必ず統一するようにしてください。

署名欄に訂正跡がある

クレジットカードの署名欄にサインを書く際、間違ったサインを書いてしまう人も少なくないでしょう。中には、間違ったサインを二重線で訂正したり、上から書き直したりする人もいるはずです。しかし、クレジットカードの署名欄のサインを書き直すことは、基本的に認められていません。そのため、会計時のサインとクレジットカードの署名欄のサインが一致していたとしても、署名欄に書き直した跡があれば、サインとして認められないのです。署名欄にサインを記入する場合は、間違えないように十分気を付けましょう。

サインを適当に書く

ショッピングなどでの支払いの際にサインを適当に書いてしまうと、クレジットカードで支払いができない、購入金額が違っていたのに訂正の対応をして貰えないなど、様々なデメリットが発生します。また、サインを適当に書くことによって不正利用されるなど、セキュリティの面においても危険がたくさんあります。クレジットカードを悪用されないためにも、適当に書くのではなく、しっかりサインするようにしましょう。

ちなみに「チェックマーク」をサインとして利用する人がいますが、おすすめしません。店舗によっては何も言われないこともありますが、多くの店舗では正しく書くように促されます。サインには本人確認の意味があるので、簡略化しないでしっかり書くようにしましょう。

クレジットカードを使う際、適当なサインはNG!しっかり丁寧にサインしよう

このように、クレジットカードの支払い時にするサインは、不正防止や本人確認など大切な意味を持つものです。会計を早く済ませたいからといって適当にサインを書いてしまうと、自分が損をすることもあります。そうならないためにも、クレジットカードを利用する場合は、しっかりサインを書くようにしましょう。

今回の内容をまとめると、

・クレジットカードのサインを適当に書くのはNG
・クレジットカードの署名欄のサインと会計時のサインは一緒にする
・サインに字体や書体の決まりはない
・クレジットカードが届いたらなるべく早めにサインする
・クレジットカードの署名欄のサインを失敗したらクレジットカードの再発行が必要

となります。

「結局どんなサインなら良いの?」と悩む方には、パスポートと同じサインや漢字のフルネームのサインがおすすめ。
ちなみに、家族カードや法人カードについては、親カード会員ではなくそれぞれの名義人が記入しなければなりませんので注意しましょう。

クレジットカードの署名欄のサインや会計時のサインはしっかり書き、クレジットカードを使った楽しいショッピングライフを送りましょう。

 

クレジットカードの署名って重要?署名する意味・記入時の注意点を解説

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気になるポイント

Q1:なぜクレジットカード支払いの際、サインをする必要があるのですか?

実際に会計をして支払いを行ったという証拠を残すためです。また、支払いの同意や不正利用防止の意味もあります。

 

Q2:サインを適当に書いても問題ないですか?

いいえ。前提として、クレジットカード裏面の署名と一致している必要があります。

 

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