楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
クレジットカードの有効期限は何年?確認方法や更新の注意点を解説

クレジットカードには有効期限があります。券面下部に、「月/年」の4桁で有効期限が記載されています。期限を過ぎると利用できなくなるので注意しましょう。
ここでは、クレジットカードの有効期限をテーマに、有効期限が切れた際の正しい対応などを解説します。
- クレジットカードの有効期限とは?
- クレジットカードの有効期限は何年?
- クレジットカードに有効期限がある理由
- クレジットカードの有効期限の確認方法
- 新しいクレジットカードへの更新方法
- クレジットカードの有効期限が切れた場合の引き落としはどうなるの?
- 新しいクレジットカードが届いたらやるべきこと
- 有効期限が切れたクレジットカードの廃棄方法
- クレジットカードの有効期限をチェックしよう
クレジットカードの有効期限とは?

クレジットカードには、あらかじめ有効期限が設定されています。クレジットカードをお持ちの人なら、表面の下部に「10/30」といった4桁の数字が記載されているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。
この4桁の数字が、クレジットカードの有効期限を表しています。
クレジットカードに記載された有効期限を過ぎてしまうと、カードが利用できなくなるので注意しましょう。
クレジットカードの有効期限は何年?

それでは、クレジットカードの有効期限は何年程度に設定されているのでしょうか。一般的に、クレジットカードの有効期限は3~5年に設定されていることが多くなっています。ただし、この有効期限はカード会社が決めるもので、カード会社や条件によって変わってきます。
初回発行時は有効期限が1年に設定されているカードや、長期利用によって信用があると更新時にはより長い有効期限が設定されるカードなど、期間はさまざまです。契約者が自由に決められるものではありません。
クレジットカードに有効期限がある理由

クレジットカード自体が劣化するため
クレジットカードに有効期限がある理由のひとつとして、カード本体の劣化があげられます。日常生活の中でも財布からの出し入れでカード本体が擦れて摩耗していきますし、カード裏面の磁気ストライプや表面のICチップも、クレジットカードを何年も利用すると劣化していきます。そのため、定期的に新しいクレジットカードと交換する必要があるのです。
利用者の情報の最新性を維持するため
クレジットカードの申し込みをしてから何年か経過すると、申込時の内容と現在の個人情報が変化していることがあります。例えば、転職していた場合、申し込みと比べて状況が変化していることが考えられます。
また、貸金業法や割賦販売法によって、キャッシングやリボ払いなどの総額に上限が決められているので、上限以上に借入することができません。
そのため、カード利用者の「再審査」をクレジットカードの有効期限のタイミングで行う場合もあります。
再審査で問題がなければ、自動的に更新されて新しいクレジットカードが発行されます。しかし、場合によっては、契約解除となるケースもあるようです。
ほかにも、クレジットカードの使用履歴がない場合、カード会社によっては有効期限がきても更新されない場合があります。継続して利用したいクレジットカードは定期的に利用すると良いかもしれません。
防犯のため
クレジットカードに有効期限が設定されている理由のひとつとして、防犯があげられます。万が一クレジットカードの情報が盗まれてしまったとしても、有効期限が切れている古いクレジットカードは利用できません。
ただし、古いクレジットカードにも個人情報が入っていますので、有効期限の切れた古いクレジットカードは適切に処理しましょう。
また、クレジットカードの不正利用の被害を防ぐためにセキュリティ強化などの防犯も進んでいます。有効期限を設定して定期的にクレジットカードを新しくすることにより、犯罪被害にあうリスクが減る傾向にあります。
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クレジットカードの有効期限の確認方法
クレジットカードの有効期限は、一般的に下記のように券面に記載されています。

カード会社によって細かい表記は異なりますが、「有効期限 XX/XX」という表記があります。4桁の内、左2桁が「月(Month)」、右2桁が「年(Year)」の表記です。したがって、仮に「有効期限 10/30」という表記であれば、有効期限は「2030年10月」で、月末まで使用することができます。
有効期限に記載されている月をまたいでしまうとそのクレジットカードは使用できなくなりますので、更新時には注意しましょう。
新しいクレジットカードへの更新方法
カード会社への特別な手続きは不要
新しいクレジットカードへの更新はカード会社が行うので、カード利用者は特別な手続きを行う必要はありません。有効期限が近付けばカード会社からメールなどで事前に連絡が来たのちに利用者の住所へ郵送されます。
カード会社によって郵送時期は異なりますが、有効期限の1カ月前くらいに郵送されることが多いようです。そのため、住所が変更になった方は早めに変更の手続きを行いましょう。
クレジットカードは個人情報をたくさん含んだ大切なものですから、ほかの人の手に渡ったら大変危険です。そのため、「転送不可」で郵送されることがあるのです。
転送不可の場合、郵便局で転送届を出していても転送されません。更新時期に、更新カードがなかなか届かない場合は、カード会社へ確認してみましょう。
楽天カードを更新する場合
楽天カードでは、クレジットカードの有効期限満了の3カ月前に、登録されている住所などを確認するメールを送信しています。また、メールだけではなく、更新カードの送付先に間違いがないかなど、登録されている情報を電話で確認する場合もあります。
新しい有効期限が設定された楽天カードは登録されている住所へ有効期限満了月の前月下旬~当月初旬頃 に送付されますので、引越しなどで住所を変更している場合は、できるだけ早めに楽天e-NAVIで手続きを行いましょう。
なお、セキュリティ上、楽天カードの送付先は登録されている自宅住所のみ、楽天ビジネスカードは登録されている勤務先住所のみと決められています。
クレジットカードの有効期限が切れた場合の引き落としはどうなるの?

有効期限が近付いたら新しいクレジットカードがカード会社から郵送される、と前述しました。しかし、「住所変更の手続きがされなかったために新しいクレジットカードが届かない」といった理由で、手元に有効期限が切れてしまったクレジットカードしかないといった状況もありえます。
このような状況で、クレジットカードの利用料金の支払日がきてしまった場合について解説します。
利用料金は変わらず引き落としされる
クレジットカードでの支払いの場合、締め日までの利用料金が支払日に口座から引き落とされます。締め日や支払日についてはカード会社によって異なります。
例えば楽天カードの場合は、締め日が月末、翌月27日 (金融機関が休業日の場合は翌営業日)に引き落とされます。
もし、クレジットカードの有効期限が切れてしまった場合、利用料金の引き落としはどうなるのでしょうか。
実はクレジットカードの有効期限と、引き落としとの関連性はありません。ですから、手元にあるクレジットカードの有効期限が切れてしまったとしても、有効期限が切れる前に利用した分の料金については、変わらず引き落としされます。
口座に残高がなかったなどの理由で引き落としができなければ、口座振込や振込用紙の送付など、カード会社ごとの対応がなされます。クレジットカードの有効期限が切れてしまったからといって、支払いが免除されるというわけではありません。
分割払い・リボ払いの場合
それでは、分割払いやリボ払いで返済している途中で有効期限が切れてしまった場合はどうなるのでしょうか。
手元にあるクレジットカードの有効期限が切れてしまった場合でも、引き続き分割払い・リボ払いの引き落としは継続となります。クレジットカード自体が利用できなくなっても、完済するまで支払いは継続されます。
これは、クレジットカードを解約した場合でも同様です。
更新時に新しく口座設定をする必要はない
クレジットカードの有効期限が切れるタイミングで、審査に問題がなければ新しく有効期限を設定したクレジットカードが発行されます。更新された新しいクレジットカードでは、口座設定などの手続きを再度行う必要はありません。
引き続き、今まで設定していた金融機関の口座から利用料金の引き落としがされます。また、更新されて新しく届いたクレジットカードは、届いたその日からすぐに利用することができます。
新しいクレジットカードが届いたらやるべきこと

名前や番号を確認する
新しい有効期限の設定されたクレジットカードが届いたら、まずは名前や番号が間違っていないか、必ず確認しましょう。
また、有効期限が更新された新しいクレジットカードは、届いたその日から使用することができます。裏面にサインパネルがある場合、著名することを忘れないようにしましょう。
クレジットカードの利用条件を確認する
利用可能枠が増減しているなど、更新する前と後とで利用条件が変更となっている可能性があります。そのため、新しいクレジットカードが届いたら利用条件を確認してみましょう。利用条件を把握しておくことで、クレジットカードを適切に利用しやすくなるでしょう。
カード払いにしているものは変更手続をする
水道・電気などの公共料金、携帯電話料金・新聞購読料・保険料金など、定期的に料金を支払うサービスがあります。これらの支払方法をカード払いにしている場合は、利用しているサービスによっては変更手続を行う必要があります。
クレジットカードの有効期限とセキュリティコードが変更されるため、クレジットカードでの支払いができなくなる可能性があるからです。その場合は、有効期限が更新された新しいクレジットカードの情報を登録しましょう。
支払先のサービスによっては変更手続がいらない場合がある
使用しているクレジットカードと支払先のサービスによっては、変更手続の必要がない場合があります。
例えば楽天カードの場合は、楽天市場で「お買物で通常使うカード」に楽天カードを設定している場合、自動で更新されます。また、楽天カードでは公共料金などの一部のサービスにおいては自動更新となりますので変更手続が不要となります。
有効期限が切れたクレジットカードの廃棄方法

有効期限が切れたクレジットカードは利用できません。クレジットカードは個人情報が入ったものですので、適切に廃棄する必要があります。
ここでは、有効期限が切れたクレジットカードの処理方法について解説します。
ハサミで細かく切り込みを入れてから廃棄する
クレジットカードの盤面には氏名・カード番号・セキュリティコード・ICチップなどの個人情報が一般的に入っているので、ハサミで細かく切り込みを入れてから廃棄しましょう。情報漏洩が心配な人は、クレジットカードも裁断できるシュレッダーを使う方法もおすすめです。
裁断後のクレジットカードは、お住まいの自治体のごみの分別に従って処分してください。個人情報漏洩の観点から、できれば1度にまとめてではなく何回かに分けて処分するとより安心です。
電子マネー楽天Edyは新カードに移行されない
電子マネー楽天Edyが付帯されている楽天カードの場合には、先に楽天Edy残高を使い切ってから処分してください。更新前の楽天カードにチャージされていた楽天Edyは、有効期限が更新された新しい楽天カードへ移行されません。
万が一、楽天Edyを使い切る前に有効期限の切れた楽天カードを破棄してしまったとしても、払い戻しはできません。裁断してしまってからでは遅いため、楽天Edyは新しいクレジットカードに移行されないことを覚えておきましょう。
また、有効期限の切れた楽天カードで楽天Edyのオートチャージを設定している方は、解除しておきましょう。
クレジットカードの有効期限をチェックしよう
今回はクレジットカードの有効期限について解説しました。クレジットカードの有効期限が切れてしまうと使用できなくなるので、クレジットカードをお持ちの人はこの機会にぜひ確認してみてください。
また、古いクレジットカードは必ずハサミなどで細かく裁断して情報が漏れないようにしたうえできちんと廃棄しましょう。

このテーマに関する気になるポイント!
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クレジットカードの限度額はどのように決まりますか?
クレジットカードの限度額は、カード会社が申込者の年収、職業、信用情報などを総合的に判断して決定します。利用実績を積むことで、カード会社から増額の案内があったり、自身で申請して増額されたりする場合もあります。
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クレジットカードの付帯サービスにはどのようなものがありますか?
クレジットカードの付帯サービスには、旅行傷害保険、ショッピング保険、空港ラウンジの利用、優待割引などが挙げられます。カードの種類や年会費によって利用できるサービスの内容は異なり、自身のライフスタイルにあったカードを選ぶ際の重要なポイントとなります。
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クレジットカードの不正利用を防ぐにはどうすれば良いですか?
クレジットカードの不正利用を防ぐためには、カード情報の厳重な管理が重要です。不審なサイトでの利用を避け、公共のWi-Fiでの利用も控えるとよいでしょう。また、利用明細を定期的に確認し、身に覚えのない請求があった場合はすぐにカード会社に連絡しましょう。
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