金利の高い銀行おすすめ5選!ネット銀行のメリットや普通預金と定期預金の違いも解説

リリース日:2022/06/28 更新日:2024/01/22
鈴村ひろみ
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鈴村ひろみ

FP2級技能士|元保育士
金融分野を中心に執筆しているWebライター。 保育士時代に多くのワーキングママと関わる中、お金の問題の重大さを痛感しました。 お金の悩みに深く寄り添える記事を執筆します。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

お金を預けるなら、少しでも金利の高い銀行を選んで、効率的にお金を増やしたいものです。また、目的にあわせて普通預金や定期預金を使い分けるとより効率的に資産形成ができるでしょう。

ここでは、銀行預金の中でもよく使われている普通預金と定期預金の違いや特徴を解説しつつ、金利の高い銀行を5つご紹介していきます。預金口座の違いや銀行の金利を知って、賢く使い分けをしていきましょう。

  1. 普通預金と定期預金とは?
  2. 普通預金と定期預金の特徴
  3. 金利の高さで選ぶならやはりネット銀行?
  4. 普通預金金利の高さで選ぶ銀行3選
  5. 定期預金金利の高さで選ぶ銀行3選
  6. 後悔しないために!金利以外で銀行を選ぶポイント
  7. 金利の高さと使いやすさで選ぶなら楽天銀行がおすすめ

普通預金と定期預金とは?

普通預金と定期預金とは?

銀行預金のうち、よく使われているのが「普通預金」と「定期預金」です。

 

普通預金とは、自由にお金を預けたり、引き出したりできる預金です。水道光熱費の引き落とし口座として設定したり、給与の受け取りなどにも使われるため、ほとんどの方が1つは持っていることでしょう。流動性が高い分、金利は低く設定されています。

 

一方で、定期預金とは普通預金よりも高い金利で満期日まで預けておく預金です。預入期間は1カ月〜10年ほどで設定されており、満期日前の解約は原則できません。解約できる場合もありますが、その場合は預入時の金利よりも低くなる可能性があります。普通預金とは反対で、流動性が低い分、金利は高く設定されています。

 

このように、普通預金と定期預金は流動性の高さや金利の違いがあるので、目的にあわせて使い分けるのがポイントです。以下の章では、より詳しく各預金の特徴を解説します。

普通預金と定期預金の特徴

普通預金と定期預金の特徴

普通預金と定期預金の特徴を表にまとめると以下のようになります。

 


 

 

普通預金と定期預金は、共通して預金保険制度の対象です。預金保険制度とは、万が一金融機関が破綻した場合でも、1金融機関ごとに合算して、 預金者1人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護される制度です。

 

預金を自由に引き出せる普通預金に対して、定期預金の場合、預入期間中は引き出せないものの金利が高く設定されています。元本割れの心配のない資産運用方法として手堅く資産を増やしたい方に人気です。

 

次に、特に気になる金利の種類について見ていきましょう。

 

・変動金利とは
変動金利とは、半年ごとに金利が見直される仕組みです。満期日まで半年ごとに基準となる金利が見直され、適用される金利が変わっていきます。

 

預入期間中に金利が上がっていけば、固定金利よりも有利になりますが、金利が下がっていれば、固定金利よりも不利となります。

 

・固定金利とは
固定金利とは、契約時に定められた金利が満期日まで適用される仕組みです。変動金利のように金利が変わることはないため、将来いくらの利息が受け取れるか見通しは立てやすくなります。

 

一般的には「金利が上昇しているときは変動金利を選び、金利が下降しているときは固定金利を選ぶとよい」といわれていますが、将来の金利を予測するのは非常に難しいものです。固定金利で将来受け取れる金額の見通しが立てられる方がよいのか、変動リスクを取ってより高い金利を目指したいのか、人によって考え方はさまざまです。

 

定期預金は、変動金利か固定金利で選べますが、設定した期間は原則引き出せません。そのため、それぞれの特徴を確認しながら自分にあった預金の種類を選びましょう。

金利の高さで選ぶならやはりネット銀行?

金利の高さで選ぶならやはりネット銀行?

ネット銀行は、通常の銀行と比較して金利が高めに設定されている場合が多く、金利の高さで選ぶならネット銀行に預け入れるのがおすすめです。ネット銀行の金利を高くできる理由のひとつには、ネット銀行は運営コストが抑えられるということが挙げられます

 

運営コストとは、いわゆる銀行窓口の運営で、主に人件費や設備費などにかかるコストのことです。ネット銀行は窓口等を持たないことで運営コストを大幅に削減し、高金利を実現しているのです。

 

高金利が魅力のネット銀行ですが、窓口がないネット銀行では、不明点が出てきた場合に自分で解決するか、オンラインまたは電話でのカスタマーサポートに問い合わせなければならないことには注意が必要です。

 

通常、大手銀行や地方銀行には窓口があり、サービスの案内や手続き上、分からないことがある場合のサポートをしてくれる人がいます。しかし、窓口のないネット銀行では対面でのサポートが受けられません。金利の高さが魅力のネット銀行ですが、自分で調べたりオンラインで問い合わせたりするのが不得意な人は、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

普通預金金利の高さで選ぶ銀行3選

普通預金金利の高さで選ぶ銀行3選

ここからは、普通預金金利の高さで選ぶおすすめの金融機関を3つ紹介します。(※金利はすべて税引前の年利率、2022年5月時点)

 

・GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、GMOクリック証券と自動口座連携する「証券コネクト口座」を利用すれば、0.11%の高金利で普通預金を利用できます。超低金利時代が続く現在の日本においては、高水準の金利です。

 

参照元:GMOあおぞらネット銀行|金利 | はじめての方へ | 個人口座

・楽天銀行
楽天銀行は、普通預金金利が0.02%と、大手銀行の金利(0.001%)の20倍です。さらに、マネーブリッジを利用することで普通預金の金利が0.10%にまで上昇します。マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービスです。

 

また、楽天銀行は楽天ポイントを貯めている人には最もおすすめの銀行です。楽天銀行の「ハッピープログラム」では、預金残高や取引件数に対する会員ランクが設定され、会員ランクに応じて楽天ポイントの獲得倍率が上がっていきます。楽天銀行なら、優遇金利を受けられると同時に楽天ポイントもザクザク貯まっていくのが魅力です。

 

 

※マネーブリッジの優遇金利「年0.10%」の適用は普通預金残高300万円以下の部分のみです。普通預金残高300万円を超える部分に関しては「年0.04%」の金利が適用されます(2022年5月時点)

 

 

・東京スター銀行
東京スター銀行は、給与受取口座もしくは年金受取口座に指定をすると0.001%から0.10%まで金利が上がります

 

前述したGMOあおぞらネット銀行や楽天銀行は、グループの証券会社との連携サービスを利用することで優遇金利を受けられますが、東京スター銀行は、給与受取口座もしくは年金受取口座に指定するだけで高金利を受けられるのが特徴です。

 

東京スター銀行

参照元:東京スター銀行|円預金金利

定期預金金利の高さで選ぶ銀行3選

定期預金金利の高さで選ぶ銀行3選

ここからは、定期預金金利の高さで選ぶおすすめ銀行を3つご紹介します。(※金利はすべて税引前の年利率、2022年5月時点)

 

・オリックス銀行
オリックス銀行は、預入期間によっては最大0.30%の高金利が実現できる銀行です。
預入金額は最低100万円からとなります。

 

 

オリックス銀行

参照元:オリックス銀行|eダイレクト預金

・住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の定期預金金利は、一律0.020%。住信SBIネット銀行は目的ごとに口座を分けて管理できる「目的別口座」がというものがあり、目的別口座に定期預金の作成が可能です。例えば、車の買い替えやお子さまの学費など、目的に応じた資産形成ができます。

 

また、住信SBIネット銀行の定期預金は、預入金額の幅が広くなっています。

 

住信SBIネット銀行

参照元:NEOBANK 住信SBIネット銀行|円定期預金

・楽天銀行
楽天銀行も、住信SBIネット銀行と同様に一律0.020%の定期預金となっています。

 

預入期間が1週間・預入金額は1,000円から可能なので、まずは少額から定期預金をはじめてみたい方におすすめです。ただし、預入期間を7日もしくは14日に指定した場合は、最低預入金額は10万円以上となるため注意しましょう。

 

楽天銀行

後悔しないために!金利以外で銀行を選ぶポイント

後悔しないために!金利以外で銀行を選ぶポイント

高金利であることは銀行選びの重要なポイントですが、以下の点も考慮するとより長い付き合いをする銀行を選びやすくなります。

 

● 利便性
自宅や職場の近くにATMがある銀行を選ぶと利便性が高まります。特に日常的に利用する場面の多い普通預金は、入金や出金の回数も多くなるので、生活圏内にATMがあることを確認しましょう。

 

● サービスの充実度
銀行ごとに提供されるサービスの充実度も重要です。ポイントがついたりお得なキャンペーンが多く開催されていたりと、サービスが充実している銀行を選びましょう。

 

● ATM手数料
1回あたりの手数料は数百円と少額でも、積み重なると大きな出費になってしまいます。ネット銀行ではATM手数料に無料回数が設定されているところもあるので、積極的に活用するのがおすすめです。

 

● 取引残高や明細の見やすさ
取引残高や明細をスマホで簡単に確認できると便利です。ホーム画面やメニュー画面の見やすさもポイントでしょう。特に定期預金は残高照会がしやすいと、資産管理が楽になります。

 

金利の高さと使いやすさで選ぶなら楽天銀行がおすすめ

この記事では、普通預金と定期預金の違いや特徴を解説しつつ、金利の高い銀行をあわせて5つご紹介しました。普通預金と定期預金それぞれの金利、加えて利便性や使いやすさで選ぶなら楽天銀行がおすすめです。普通預金はマネーブリッジの利用で0.10%、定期預金は0.020%という金利となります。

 

さらに、楽天銀行では振り込みなどの取り引きを行うと楽天ポイントを貯めることができるので、楽天ポイントでポイ活をしている人には魅力的です。金利の高い銀行を積極的に利用して、効率的に資産形成をしていきましょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 普通預金と定期預金の特徴は?

    普通預金は流動性が高い分、金利が安くなります。一方で、定期預金は1度預け入れたら原則指定期間内は引き出せないものの、普通預金よりは金利が高くなります。

  • 金利の高さで選ぶならどの銀行がおすすめ?

    ネット銀行がおすすめです。窓口や店舗を用意しないことで運営コストがかからず、金利は高めに設定されている傾向があります。

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