給与振込口座にネット銀行がおすすめの理由は?金利やサービス、手数料などを解説!

リリース日:2021/11/16 更新日:2024/01/22
世良真貴男
この記事を書いた人

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あらゆる不安を安心に変えるリスクコンサルタント。年間200組以上を担当し、顧客の資産を最善化するカウンセリングを行っている。

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

給与振込口座にはネット銀行がおすすめです。手数料が安い・金利が高い・ポイントが付与されるなど,メガバンクでは得られない豊富なメリットがあります。様々なネット銀行の中から,自分のライフスタイルに合ったものを選択しましょう。

  1. 給与振込口座の選び方
  2. ネット銀行がおすすめの理由は?
  3. ネット銀行とメガバンクとの違い
  4. 給与振込口座には楽天銀行がおすすめ
  5. 給与振込口座はネット銀行を上手く活用しましょう

給与振込口座の選び方

給与振込口座の選び方

多くの会社では、給与振込口座は自分で自由に指定することができます。だからこそ、よりお得に利用できる自分に合った口座を選ぶことが大切です。給与振込口座にネット銀行を選ぶうえで、必ずおさえておきたい3つのポイントをご紹介します。

 

ポイント1. 手数料が抑えられる銀行を選ぶ
会社から振り込まれた給与や賞与は、ATMで引き出したり、他行へ振り込んだりする場面が多々あります。そのたびに手数料を支払うのは非常にもったいないです。

 

●ATM手数料はいくらか。また無料となる場合の条件はどのようなものか
●他行宛の振込手数料はいくらか。また無料となる場合の条件はどのようなものか

 

手数料が抑えられるかどうかという視点は、銀行選びでは重要なポイントになります。

 

ポイント2. 金利が高い銀行を選ぶ
将来に向けて少しずつ貯蓄しておくことはとても重要です。投資や保険など、別の手段を活用しながら貯蓄するのも良いのですが、振り込まれた給与を口座に据え置くことでもお金が増えれば嬉しいですよね。だからこそ、少しでも金利の高い銀行に預けておくことがポイントになります。

 

●普通預金金利は高いか?
●定期預金金利は高いか?
●外貨預金にも対応しているか?

 

昨今では円預金より金利の高い外貨預金にも注目が集まっています。外貨預金に対応した銀行であれば、金利の高い外貨を使った資産形成も可能になるでしょう。

 

ポイント3. サービスが充実している銀行を選ぶ
ネット銀行の場合、利用に応じてさまざまなポイント付与サービスがあり、例え楽天銀行であれば楽天ポイントが、イオン銀行であればWAONポイントがサービスとして付与されます。また、ポイントサービスは他のサービスとも連携でき、貯まったポイントはよりお得に活用することができます。

 

●ポイント付与サービスはあるか?
●ポイントは他のサービスと連携できるか?

 

給与振込は毎月発生するものなので、毎月自動的にポイントが付与され貯まっていくのはとても魅力的です。

ネット銀行がおすすめの理由は?

ネット銀行がおすすめの理由は?

給与振込口座を選ぶうえで、なぜネット銀行がおすすめなのでしょうか。ネット銀行の特徴と、給与振込にネット銀行を選ぶメリットについて解説します。

 

・ネット銀行とは?
対面の店舗を持たず、インターネット上の取引を中心に営業している銀行のことです。

 

都市銀行や地方銀行など、一般の銀行との大きな違いは、実店舗を持たないことです。その分人件費や家賃などの経費が抑えられるため、ATM手数料や振込手数料を安く提供することができます。また、金利の面でも好条件の預金商品が提供できます。

 

・インターネット上でさまざまなサービスが利用可能
ネット銀行で利用できるインターネットバンキングを利用すれば、直接銀行に出向かなくても、パソコンやスマートフォンを介してさまざまなサービスが利用可能です。

 

例えば楽天銀行のインターネットバンキングでは、以下のような銀行取引を利用できます。

 

●残高・明細照会
●振込
●金融商品(定期預金、外貨預金、FX等)の利用
●BIG、toto、ナンバーズなどの宝くじの購入
●クレジット、デビット機能の付いたキャッシュカードの申し込み

 

・給与振込口座に指定すれば受けられる特典
ネット銀行では、給与振込口座に指定することで様々な特典を受けることができます。銀行にもよりますが、多くの銀行に共通するものは以下の3つです。

 

・特典1. 手数料が下げられる
給与振込口座に設定すれば、ATM利用手数料や他行への振込手数料が一定回数無料になる特典が受けられる場合があります。

 

例えば楽天銀行の場合、他行への振込手数料が月3回無料になるサービスが受けられます。通常は3万円以上の振込で262円かかる手数料が3回無料になるので、最大786円お得です。

 

・特典2. 金利が上がる
給与振込口座に設定することで、普通預金口座の金利が上がる特典が設けられていることもあります。各銀行で口座の利用額に応じてステージが上がるプログラムが設けられています。イオン銀行のMyステージで、最高のプラチナステージに到達すると、通常0.001%の金利が10倍の0.01%になるといったようなものです。

参照元:イオン銀行 イオン銀行Myステージ

・特典3. ポイント付与特典が受けられる
給与振込口座に指定することでポイント付与特典が受けられることもあります。ポイント付与特典には登録時に1人1回のみ受けられる場合と、毎月継続して受けられる場合の2パターンがあります。

 

1回のみの場合、付与ポイントは大きいものの、ポイントが付与されるのは初回の1回のみです。手間はかかりますが、給与振込口座を変更するたびにポイント付与が受けられます。

 

毎月継続して受けられる場合は、付与ポイントこそ小さいものの、給与が振り込まれるたびに継続してポイント付与が受けられお得です。

 

各ネット銀行の給与振込口座設定時のポイント特典

各ネット銀行の給与振込口座設定時のポイント特典

参照元:楽天銀行 給与・賞与・公的年金のお受取

参照元:NEOBANK 住信SBIネット銀行 給与受取サービス | 振込・振替・支払

参照元:イオン銀行 給与振込ご指定キャンペーン |キャンペーン

参照元:GMOあおぞらネット銀行 ポイントサービス | 商品・サービス一覧 | 個人口座

参照元:スルガ銀行ANA支店 給与振込マイルサービス|商品・サービス

参照元:スルガ銀行Tポイント支店 Tポイント付き給与振込|商品・サービス

ネット銀行とメガバンクとの違い

ネット銀行とメガバンクとの違い

ネット銀行とメガバンク(大手都市銀行)では、具体的にどのような違いがあるのか、「金利」「手数料」「サービス」の観点で解説します。

 

以下の代表的なネット銀行5行と、三菱UFJ銀行(大手都市銀行)とを比較して見ていきましょう。

 

●楽天銀行
●住信SBIネット銀行
●ソニー銀行
●イオン銀行
●PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)

 

・預金金利の違い
各銀行の預金金利(普通・定期)の違いは下表のとおりです。

 

各銀行の普通預金・定期預金・外貨預金金利

各銀行の普通預金・定期預金・外貨預金金利

参照元:楽天銀行 定期預金や外貨預金の預金金利

参照元:NEOBANK 住信SBIネット銀行 円普通預金 | 金利のご案内

参照元:MONEYKit - ソニー銀行 円預金の金利一覧

参照元:イオン銀行 預金金利(定期預金・普通預金)

参照元:PayPay銀行 預金金利

普通預金金利においては、各行が横並びの中で、楽天銀行のみ高く設定されています。定期預金金利においては、メガバンクと比較してもネット銀行の金利は高いです。

 

金利の高さでは、メガバンクよりもネット銀行に優位性があるのがわかります。

 

・手数料の違い
各銀行のATM手数料・他行振込手数料の違いは下表のとおりです。

 

各銀行のATM手数料・他行振込手数料

各銀行のATM手数料・他行振込手数料

参照元:楽天銀行 手数料一覧:ATM利用手数料|個人のお客さま

参照元:NEOBANK 住信SBIネット銀行 ATM 手数料のご案内

参照元:ソニー銀行(ネット銀行)お振り込み・ATM利用手数料

参照元:イオン銀行 手数料(振込手数料とATMご利用手数料)

参照元:PayPay銀行 振込手数料 - 手数料

参照元:PayPay銀行 提携ATM利用手数料 - 手数料

参照元:三菱UFJ銀行 ATM利用手数料

参照元:三菱UFJ銀行 振込手数料

ATM手数料に関して最も優位性のある銀行は、月4回までは無条件で無料になるソニー銀行でした。また、振込手数料に関しては、他行振込手数料が最も安いのは住信SBIネット銀行の157円です。

 

ただ、いずれの銀行もランクに応じて無料で利用できる回数が設定されています。例えば楽天銀行であれば、会員ステージに応じてATM手数料は最大月7回まで無料です。給与振込口座に設定することで利用額が上がり、ランクは上がりやすくなります。

 

メガバンクとの比較で見れば、手数料の安さについてもネット銀行に軍配が上がります。

 

・サービスの違い
ネット銀行がメガバンクと違うのは、他のサービスと連携が可能なお得なポイントプログラムがあることです。

 

楽天銀行では、ハッピープログラムという仕組みにより、取引に応じて楽天ポイントの付与率が上がります。貯まったポイントは楽天グループの各種サービスに利用可能です。

 

また、イオン銀行ではWAONポイントを、GMOあおぞらネット銀行ではPontaポイントを貯めることができ、貯まったポイントはお買い物に利用できます。

 

口座を活用するだけでポイントサービスが受けられる点は、メガバンクにはないメリットといえます。

給与振込口座には楽天銀行がおすすめ

給与振込口座には楽天銀行がおすすめ

さまざまなメリットを持つネット銀行のなかでも、楽天銀行は楽天グループならではの特典や使い勝手のよさがあります。

 

例えば給与の受取で楽天ポイントが貯まるのもその一つ。また、楽天銀行で給与受取をすると翌月の振込手数料が3回まで無料になります。(楽天銀行同士の振込手数料は常時無料)スマホで残高の確認や振込などの操作ができるため、お金の管理も手軽です。

 

・給与振込口座へ設定する方法
給与振込口座の設定は、自分の勤務先の人事・総務担当に問い合わせ、書類を手配することからスタートします。

 

所定の用紙に銀行名・支店名・口座番号などを記載し提出します。手続きに時間を要する場合もあるため、早めの申請を行いましょう。

給与振込口座はネット銀行を上手く活用しましょう

給与振込口座はネット銀行を上手く活用しましょう

銀行に預けているだけでは、ほとんど金利がつかない低金利の時代において、取引の手数料を減らせポイントが貯められるネット銀行は魅力的です。給与は毎月定期的に支給されるものなので、ネット銀行を上手く活用すればあらゆる特典を受けることができます。

 

同じネット銀行でも、各行さまざまな特徴を持っています。それぞれメリットがありますので、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。

 

楽天銀行なら口座開設も簡単で、楽天グループならではの多くのメリットが受けられます。給与振込口座をどこにするか迷っている人は、楽天銀行でお得なマネーライフを始めましょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  • ネット銀行とはどういう銀行ですか?

    実店舗を持たず、インターネット上で取引が完結できる銀行のことです。実店舗を持たないため人件費や家賃などの経費が抑えられ、低い手数料や高い金利を実現しています。

  • ネット銀行が給与振込口座におすすめの理由は何ですか?

    「手数料が安い」「金利が高い」「ポイント付与特典が充実している」の3点です。

  • 給与振込口座を変更するにはどうすれば良いですか?

    勤め先の人事・総務担当に問い合わせ、会社所定の用紙を記載して提出します。

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