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貯金できない人に共通する6つの特徴と改善のための方法とは
贅沢しているつもりはないのに貯金できない、来月こそは貯金するぞ!と思っているのに毎月なぜかピンチになる。そんな、貯金できない人によくある共通点と改善策を紹介します。当てはまるものが多くても、少しの努力を繰り返していくだけで「貯金できる人」に変われます。難しく考えすぎず、無理なく頑張っていきましょう。
国民の8割以上は貯金ができる
厚生労働省公表の「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、貯蓄がある世帯は 80.3%、1世帯当たり平均貯蓄額は約1,031万円とされています。世帯単位で考えれば、国民の約8割は一定額の貯金をしている現状です。「お金がない」が口癖の同僚や友人でも、こっそり貯めている人は意外と多いのかもしれません。
貯金できない人に共通する6つの特徴
みんな意外と貯めているのか、とため息をついた人はここからが勝負。貯金できない人の共通点を見ていきます。6つの特徴のうち、あなたはいくつ該当するでしょうか?
1.何に使っているのかわからない。月末はなぜか財布の中が空っぽ
何にいくら使っているのかわからないのは、計画的な消費ができていない証拠です。今月は何回外食をして、どれだけ洋服やコスメを買いましたか?携帯電話の料金や光熱費は毎月いくらかかっていますか?即答できなかった人は、お金の管理ができていない証拠かも。収支管理をきちんと行うことから、お金の付き合い方を見直してみてください。
2.「面倒くさいか、面倒くさくないか」が判断基準
コンビニやファストフードのランチより手作り弁当、自動販売機よりスーパーやドラッグストアのジュースと、「ちょっとの面倒」を我慢するだけで節約できるお金はたくさんあります。「面倒くさい」は貯金体質が遠のくNGワード。「タイム・イズ・マネー」ともっともらしい理由をつけて、面倒くさくない方法に頼ってばかりになってしまうと、いつまでたっても貯まりません。
3.手持ちがないときの選択肢=借金
貯金の公式は単純明快。入ってくるお金と出ていくお金の差し引きをプラスにすることだけです。クレジットカードやカードローン頼みになってしまうと、いつまでたっても赤字家計が変わりません。借金をしても良いのは、人生を豊かで実りあるものにしてくれる物やサービスに対してだけ。お金を使う前に「今の私に必要か」を考える習慣をつけると、消費の仕方が変わってきます。
4.部屋が汚い
なくても生活できるのに「あると便利」と買ってしまうと、ごちゃごちゃして片付きません。思い切って不要なものを手放してみると、お金の管理が楽になるはずです。本当に必要なものだけに囲まれる、シンプルで心地良い暮らしを始めてみましょう。
5.自分へのご褒美という名の逃げ・甘やかし
おいしいものやエステ、マッサージなどは仕事を頑張る活力になってくれます。すべてがダメとは言いませんが、家計が傾くほどに消費するのは本末転倒です。自分へのご褒美は毎月の限度を決めて、背伸びしない範囲にしてみてください。
6.無意識の「ついで買い」
本当に買わないといけないものだけをリストアップ、計画していたものだけ手に取ってレジに行く。簡単なことのはずなのに、なぜかできない人もいます。小売店の陳列は、「ついで買い」させるようにできているもの。店舗の戦略にハマって不要なものまで買う習慣がつくと、貯金はなかなかできません。
6つのうち1つでも当てはまるものがあったら、浪費体質の注意信号。3つ以上あった人は危険信号と考えましょう。理想的な1ヶ月の貯金額は、手取り収入の1/4とも言われます。つまり20万円なら、5万円は貯金するのが最終的な目標。いきなりここまでシビアにならなくても、毎月1万円からでも貯める生活を始めてみてください。
どうすれば改善できる?手っ取り早い対策とは
貯金できる人になるための手っ取り早い対策は、嫌でも貯まる環境にすることです。お金をもらってから貯金をするのが難しいなら、貯める分を先に抜き去るサービスを活用します。具体的には、給与天引きの貯蓄制度や定期預金の積立購入を始めましょう。
定期預金の積立購入とは、毎月決まった日に指定した金額分だけ定期預金を作ってくれるサービスです。申し込みをしておけば自動的に処理され、自然にお金が貯まっていきます。残っているお金で生活が苦しいようなら、収支を圧迫している支出をチェック。使途不明金をなくすことで、家計をスリム化していきます。
なお、クレジットカードやカードローンは御法度です。使って良い分だけ手もとに残る環境にしても、足りない分を借金で補うようでは本末転倒になってしまいます。カードを持ち歩くとどうしても使ってしまう人は、持ち歩きをやめましょう。使う予定がある日だけ財布に入れれば、うっかり支出を予防できます。財布に入れる前に預金通帳を見直し、支払い能力を確認するルールもおすすめです。カードでいくら使ったかを毎月確認すれば、無意識の買い物も減っていきます。
おしゃれなレストランで食事をしたい、いつもきれいでいたいなど、身の丈以上の生活を続けていれば貯金できないのは当然です。自分の許容範囲で楽しく暮らしていくのが本当に賢い女性のマネーライフ。貯金できる人になって、安定した生活を実現しましょう。
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