Interview

入社の決め手となったのは、楽天カードで働く「人」に惹かれたことです。最終面接で質問にうまく答えられず落ち込んでいた私に、採用担当の社員の方が優しく声をかけてくれたことがありました。私もそんな素敵な方々と働いてみたいと思い、入社を決意しました。
現在は、いつ相談しても親身になって対応してくれる上司や先輩社員、困ったときには助けてくれる同期など、尊敬できる「人」たちに囲まれながら業務に励んでいます。また、学生時代に学んでいた「英語」が活かせる環境にも魅力を感じました。楽天グループはグループ全体で英語の公用語化を推進していることもあり、英語に触れる機会が多くあります。実際に入社後最初に配属されたカスタマセンターでは、外国籍のお客様から英語の電話を受けることもありました。英語学習支援も充実しており、現在もスピーキング講座を受講するなど、継続的に英語力を鍛えることができています。

私が所属している債権管理統括部予算統括グループでは、債権回収業務に関わる費用の管理を担当しています。債権回収とは、お支払日に引き落としができなかったお客様に対して電話やはがき、SMS（ショートメッセージ）などで、ご入金の案内を行う業務のことです。業務を行う中では、電話代やはがきの郵送費、債権回収を担当する各センターの人件費など、50を超える諸費用が発生します。それらの金額を正確に把握し、部署内で決められた予算を管理することが私の役割です。各費用は単独で発生しているものではなく、ひとつの費用が増加するとそれに連動して関連費用も増加する場合があります。初めは各費用を覚えることで精一杯でしたが、費用の関連性を理解していくことで「どの費用に注目すればコスト削減につながるか」までを考えられるようになりました。自身の成長を実感するとともに、部署、ひいては会社に貢献する仕事を担っているのだと改めて気づくことができ、やりがいを感じています。

債権回収に関わる各費用の用途を理解することが一番大変でした。債権を回収するためにはさまざまなお客様へのご案内ツールを使用していますが、部署によって使っているツールの種類が異なることもあります。例えば、SMSひとつとっても使用するシステムが違っていたり、お客様へのご案内はがきも内容が異なるものが多数存在したりします。そのため、配属当初はそれらのツールがどういうものなのか、どのくらいの費用がかかっているのかを一つひとつ把握することから始めました。
いち早く理解するためには、百聞は一見に如かず。そのツールを利用している担当者へヒアリングを行ったり、使っているシステムや郵便はがきを実際に見せてもらったりしながら知識を身につけていったことを覚えています。このプロセスを通じて、費用感だけでなく、それぞれのツールが債権回収にどのように寄与しているのか、その必要性を知ることができたことは大きな学びとなりました。

若いうちから責任ある仕事を任されたり、やりたいことに挑戦できたりと、若手が活躍できる環境が整っているところです。毎月社内で行われる表彰制度である「楽天カード賞」でも若手の受賞率が高く、若手社員のモチベーションアップにつながっていると思います。
私も入社2年目に、当時所属していたカスタマセンターで「楽天カード賞」を受賞したことがあります。カスタマセンターでは、お支払いができなかったお客様への電話対応を担当していました。業務で心がけていたのは、一人ひとりのお客様に対して丁寧に対応すること。また、電話対応後に必ず入力しなければならないお客様との交渉記録も、タイピングスキルを高めたり、よく使う単語をパソコンのユーザ辞書に登録しておくなど、電話を切ると同時に記録入力が完了している状態を目指せるよう、作業スピードも意識していました。こうした努力が実を結び、3カ月連続で部内ランキング1位を獲得。賞を受賞できたときは本当に嬉しく、努力した分だけ評価してもらえる環境がこの会社にはあるのだと実感することができました。